【MotoGP】イギリスGPの初日2度の転倒。マルケス「自分に腹立たしい」
MotoGPイギリスGPの初日フリー走行2回目でマルケスは2度の転倒。「自分のミスだ」と反省しきりだった。







レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、イギリスGPのフリー走行2回目序盤に、シルバーストンの名物高速コーナー”ベケッツ”でハイサイドを起こし、転倒してしまった。幸いにもマルケスは無傷だったが、彼はセッションの残り時間、バイクを乗り換えて走行することを強いられた。
またセッション終盤にマルケスは、ビレッジでこのセッション2度目の転倒。結局首位のカル・クラッチロー(LCRホンダ)から0.7秒遅れの5番手に終わった。
最初の転倒についてマルケスは、それが自身の責任であると認めた。青空が広がっていたため、いかに涼しいかを過小評価していたというのだ。
「今日の午後、最初のクラッシュは大きなクラッシュだった」
そうマルケスは語った。
「これにより、フリー走行でのプログラムを、完全に変更せざるをえなかった。僕らは、1台のバイクで作業するしかなかったんだ」
「もちろん、僕は自分自身に対して怒っている。僕らはチャンピオンシップのために戦っているんだ。だから、リスクをコントロールしなければいけない」
「2回目のクラッシュの時は僕はプッシュしていたから理解できるし、普通のことだと思う。でも最初のクラッシュは冷えたタイヤに十分気をつけなければならなかった。多分、僕は自信を持ちすぎていたんだろう。コースに出た時、とても良い感触だったんだ」
「僕のミスだった。シルバーストンで、リヤにハードタイヤを履いていることを、よく考えなかったんだ。晴れていたけど、他のレースのようには暖かくなかった」
「セッションの残り時間は、僕らは懸命に働こうとした。問題は、2台目のバイクが全く異なるセットアップだったことだ。時間がかかるから、それを変更することはできなかった」
「あまり自信を持つことはできなかったけど、ラップタイムはうまくいったから、その点ではとても満足することができた」
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | イギリスGP |
ロケーション | シルバーストン |
ドライバー | マルク マルケス |
チーム | Repsol Honda Team |
執筆者 | Jamie Klein |