【MotoGP】エスパルガロ「アプリリアはもっと速くなる」
セパンで行われたシーズン前テストでアプリリアの新型バイクを操縦したエスパルガロは、エンジンに改善点があると指摘した。






アプリリアのアレイシ・エスパルガロは、先週の水曜日に行われたセパンでのシーズン前テスト最終日を13位で終えた。一方の元同僚であるマーベリック・ビニャーレスはヤマハのバイクに乗り、トップタイムを記録。エスパルガロとビニャーレスの間には0.740秒の差が開いた。
その日、エスパルガロはターン15で新型RS-GPをクラッシュさせ、レースシミュレーションの中断を余儀なくされた。
「最終的にはマーベリックから0.7秒落ちのタイムを出すことができたので、僕はその結果に満足しなけばならないと思う」とテスト後のエスパルガロは語った。
「僕はテストの終盤までレースのシミュレーションを行った。13周したところで最終コーナーでクラッシュしてしまったけど、ペースは悪くなかったと思う」
アプリリアは2017年用の新型バイクに大きく変更を加えたエンジンを搭載し、セパンに臨んだ。エスパルガロはそのバイクの使用感についてフィードバックした。
「僕たちのエンジンを少し改良した」
「新しいエンジンをセパンで試してみたけど、まあまあ動かせたと思う。スピードと加速をパワーアップしたんだ」
「ただ加速する時に、シャーシとエレクトロニクスのバランスが取れていなくて、安定感に少しかけていたように思う。パワーの伝わり方が一定じゃないんだ。エンジンはもっと多くの可能性を秘めていると思うから、改善する必要があると思う」
「今回このような問題点があったから、僕たちの全力を発揮できた訳じゃないと思う。それにスピードは速くなっていたんだ」
一方、アプリリアのセカンドライダーであるサム・ロウズは昨年のバイクに乗り、セパンのテストを23位で終えている。
Additional reporting by Oriol Puigdemont
【関連ニュース】
MotoGPセパン公式テスト初日:ストーナーがトップタイム記録
MotoGP公式テスト2日目:スズキのイアンノーネ最速。ラバト負傷
MotoGP公式テスト最終日:マルケスを抑え、ビニャーレスが首位
この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | Sepang January testing |
ロケーション | セパン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | アレイシ エスパルガロ |
チーム | アプリリア・レーシングチーム |
執筆者 | Jamie Klein |