【MotoGP】カピロッシ、ロレンソには「”ワイルドさ”が足りない!」

ロリス・カピロッシは、ドゥカティで苦戦しているホルヘ・ロレンソは、ドゥカティのバイクから性能を引き出すための”ワイルドさ”が欠けていると語った。

 2003年、MotoGPに新規参戦したドゥカティに在籍し活躍したロリス・カピロッシは、ホルヘ・ロレンソにはドゥカティのバイクからベストなパフォーマンスを引き出すための、”ワイルド”なキャラクターが欠けていると語った。

 ロレンソは9年在籍し、その間3回チャンピオンに輝いたヤマハを離れ、今シーズンからドゥカティに移籍した。しかし開幕してからの3レースは苦しい戦いが続いており、第3戦アメリカGPでの9位フィニッシュがこれまでの最高成績となっている。

 彼は、ライディングスタイルをドゥカティのバイクに適応させるのに、予想よりも長い時間がかかっていることを認めた。さらに第2戦アルゼンチンGPの際には、シートポジションに問題を抱えていたことで、プレシーズンテストが台無しになったことを明かしていた。

 もてぎで3年連続優勝を記録するなど、ドゥカティのMotoGP参戦初期を支え、現在はMotoGPを運営するドルナ・スポーツでアドバイザーを務めるカピロッシは、ロレンソのトレードマークである滑らかなライディングスタイルは、ドゥカティのMotoGPバイクであるデスモセディチと相容れないモノだと語った。デスモセディチのポテンシャルを解き放つには、ワイルドなライダーが必要だとカピロッシは考えているようだ。

「ドゥカティは強みと弱点を持つ、競争力のあるバイクだ」と、カピロッシはイタリアのラジオ24に語った。

「近年、ドゥカティはいくつかのトラックで競争力があり、他では競争力を持っていないように思える」

「ドゥカティが苦しむトラックでは、ライダーはある種、”お行儀の悪い”ライディングをしなければならない。そして、ロレンソはこの性質を持っていないんだ」

「ロレンソはとても速いライダーだし、とてもクリーンなライダーだ。だけど、ドゥカティは荒々しいライダーを必要としている。(アンドレア)ドヴィツィオーゾは部分的にそういった所があるが、ロレンソはそうではない」

ロッシは2016年のミスを繰り返さない必要がある

 カピロッシは、同郷の友人でありかつてのライバル、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)についても言及した。ロッシはこれまで3戦連続表彰台を獲得し、現在ポイントランキングをリードしている。

 ロッシが最高峰クラス8回目のチャンピオンを狙えるとカピロッシは考えているが、そのためには昨年のタイトル争いの足を引っ張ったような、クラッシュを避ける必要があると語った。

 カピロッシは、ロッシがチームメイトのマーベリック・ビニャーレスやホンダのマルク・マルケスのようなレベルのライダーとタイトル争いをするためには、一貫性が重要であると強調した。

「今年のロッシが、マルケスやビニャーレスと本当に戦うためには、おそらく少しスピードが足りないだろう」とカピロッシは述べた。

「しかし、ロッシが彼らとともに優勝を争う好機も何回かあり、彼は何勝か挙げることができるだろう。重要なのは、彼が昨年やったようなミスをしないことだ」

「彼は安定して全てのレースをフィニッシュしなければならない。それから、彼がシーズン終わりに何ポイント持っているか見ようじゃないか」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー ホルヘ ロレンソ , Loris Capirossi , バレンティーノ ロッシ
チーム Ducati Team
記事タイプ 速報ニュース