【MotoGP】サム・ロウズ、スペインGPは「人生最悪のレースだった」
Moto2クラスから昇格し、今年からアプリリアに加入したサム・ロウズだが、スペインGPは『人生で最悪のレースだった』と語った。







アプリリアのサム・ロウズは、MotoGP第4戦スペインGPを16位で終えた。彼はこのレースを人生で最悪のレースだったと考えているようだ。
スペインGPの予選Q1の開始直後、燃料ポンプに問題が発生しロウズのバイクがストップ。その後、なんとかアタックはできたものの、妥協を強いられ22番グリッドとなった。それでも彼は、週末を通して果たした進歩とレースペースには自信を持っていた。
ところが、決勝ではチームメイトのアレイシ・エスパルガロに30秒遅れの16位。完走した中では、最後尾から2番目にとどまった。
レースについてロウズは「僕の人生で最悪のレースだった。ひどいものだったよ」と振り返った。
「今回のレースでのパフォーマンスは、週末を通して僕たちが持っていたパフォーマンスとは、恥ずかしいくらいかけ離れていた。だから、何が間違っていたのか理解しようと取り組む必要がある」
「まともにバイクに乗ることができなかったし、何もやりたいことができなかった。本当に大惨事だった」
フラストレーションを募らせているロウズだが、レース後に同地で行われるテストで、ペース不足に対する何らかの”答え”が得られることを期待しているようだ。テストは決勝中のコンディションと同じような状況で、行うことができると見られている。
「明日のテストは、決勝の時と同様暑くなるみたいだからいいね。僕はフロントとリヤのグリップに本当に苦しんだので、その理由を調べる必要がある」
「FP4は路面温度が44度で、レースよりも3度しか高くなかった。僕にはわからないが、それほどバイクに大きな影響があるはずがない。だけど決勝では、みんながそれまでと比べてかなり遅かったので、理由を理解する必要がある」
「僕のペースはすごく良かったはずだし、レースから答えを見つけて、明日試してみる必要がある」
「決勝以前に持っていたペースをポジティブに捉え、明日は何が間違っていたかを理解し、答えを見つけるために作業をする必要がある」
「僕たちが今持っているモノを最大限に活用できるようになるまで、新しいパーツをテストすることは重要なことじゃない」
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | スペインGP |
ロケーション | サーキット・デ・ヘレス |
ドライバー | サム ロウズ |
チーム | アプリリア・レーシングチーム |
執筆者 | Jack Cozens |