【MotoGP】ミラー、プラマック移籍が決定との情報。中上はLCRへ?
ジャック・ミラーは2018年シーズン、プラマック・ドゥカティに移籍する可能性が高いことが、motorsport.comの取材で分かった。














マルクVDSのジャック・ミラーは、来季プラマック・ドゥカティに移籍することが確実とみられることが、motorsport.comの取材で明らかになった。
ミラーは現在、ホンダとファクトリー契約を締結している。しかしこの契約は今年限りで切れることになっている。
ホンダは来季から、現LCRホンダのカル・クラッチローと新たにファクトリー契約を結ぶことを決めたと言われており、ミラーの契約が延長される可能性は低いと考えられている。つまりミラーがマルクVDSに残るのならば、チームと直接契約する必要があることを意味していた。しかし結局はプラマックに移籍することを選んだ。
motorsport.comが理解するところによれば、ミラーは日曜日の午後までに、彼の選択をプラマックに伝えなければならなかった。ミラーがこの決断を下さなかった場合、プラマックはティト・ラバトの契約を確保すべく準備を整えていたはずだ。
プラマックは、来季のライダーを検討する議論の中で、スコット・レディングとの契約を更新する可能性は考えなかったという。現時点でレディングは、マルクVDSに復帰する可能性が示唆されている。
プラマック入りするミラーは、”セカンドライダー”を務めることになり、1年落ちのマシンでシーズンを戦うことになる。一方、すでにチームに残留することを決断し、来季はミラーのチームメイトを務めることになるダニーロ・ペトルッチは、ナンバー1ライダーとして、最新ファクトリー仕様のマシンを走らせることになるようだ。
なおミラーはこの夏休み期間中に来日。MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの一員として鈴鹿8時間耐久レースに参戦することになっている。
LCRが2台目投入なら、中上が最有力候補!?
ミラーの今季のチームメイトであるラバトもアヴィンティア・ドゥカティに移籍し、2017年仕様のマシンを走らせることになりそうだ。チームメイトには、現在アヴィンティアに在籍しているヘクター・バルベラかロリス・バズのいずれかが残ることになるだろう。
アプリリアに誘われていたアルヴァロ・バウティスタは、アスパーに残留することを決めた。しかし、そのチームメイトが誰になるかはまだ未確定である。また、アプリリアでアレイシ・エスパルガロの相棒を務めるライダーも未定だ。サム・ロウズはすでにアプリリアとの契約を交わしているものの、それが履行されるかどうかは不透明と伝えられている。
気になるところは、LCRホンダが2台目のバイクを走らせるかどうかだ。もしLCRが2台目の出走を決めれば、現在Moto2参戦中の中上貴晶が、カル・クラッチローのチームメイトを務めることになるはずだ。
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2018年MotoGPライダーラインアップ予想:
チーム | ライダー |
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レプソル・ホンダ |
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モビスター・ヤマハ |
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ドゥカティ |
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スズキ |
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アプリリア |
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KTM |
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LCRホンダ |
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マルクVDS・ホンダ |
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テック3・ヤマハ |
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プラマック・ドゥカティ |
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アスパー・ドゥカティ |
TBA |
アヴィンティア・ドゥカティ |
TBA |
この記事について
シリーズ | MotoGP |
ドライバー | ジャック ミラー , スコット レディング |
執筆者 | Oriol Puigdemont |