【MotoGP】ドゥカティ、カタールテストに新フェアリング持ち込みか
ドゥカティは、開幕前最後のプレシーズンテストであるカタールテストに、新しいフェアリングを持ち込むようだ。






3月10日から3日間、カタールでシーズン開幕前最後のプレシーズンテストが行われている。ドゥカティはこのテストに新しいフェアリングを持ち込むことが、motorsport.comの調べで分かった。しかしながらチームは、カタールのテストでそれをテストするかどうかはまだ決めていないようだ。
昨シーズン、MotoGPで大流行したウイングレットはすでに禁止されている。しかしヤマハやスズキ、アプリリアといったチームは、失われたダウンフォースを取り戻すべく、ウイングレットが内蔵されたフェアリングをこれまでのプレシーズンテストで試していた。
新しいレギュレーションでは、新規参入となるKTMを除く各メーカーは、開幕戦の前にフェアリングの承認を得なければならない。その上で各メーカーは年1回に限り、フェアリングのアップデートをいつでも行うことができる。つまり、チームが使えるフェアリングが2種類に限定されたことになる。
ウイングレットの開発に最も力を入れていたとされるドゥカティは、これまでのプレシーズンテストで、”隠しウイング”付きのフェアリングを試してはいなかった。
ドゥカティが今後数日で新しいフェアリングを投入することは確実視されている。しかし、ドゥカティは開幕戦カタールGPの後にへレスでプライベートテストを行う予定であり、そこで新フェアリングのテストを行う可能性も考えられる。
2週間前に行われたフィリップアイランドでのテストでは、ホルヘ・ロレンソはフェアリングについてはぐらかしており、「新しいフェアリングがどこで使えるかはわからない。それが存在しているかどうかもわからないよ」と答えている。
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
ドライバー | ホルヘ ロレンソ |
チーム | Ducati Team |
執筆者 | Oriol Puigdemont |