【MotoGP】ドヴィツィオーゾ「チームの実力は第4戦までわからない」

ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、第4戦のへレスまでドゥカティの真の実力はわからないだろうと語った。

 2017年シーズンはドゥカティにとって新しい時代の幕開けとなる。3度の世界チャンピオン経験者、ホルヘ・ロレンソがチームに加入し、アンドレア・ドヴィツィオーゾと組むことになるのだ。

 昨年、アンドレア・イアンノーネがオーストリアGPで勝利し、ドゥカティにとって2010年以来となる優勝を記録した。オーストリアGPの舞台となったレッドブルリンクは、シーズンを通してドゥカティのバイクが最も戦闘力を発揮したサーキットだった。一方、ドヴィツィオーゾも雨のマレーシアGP(セパン)で優勝を果たし、チームは2016年に2勝を挙げた。

 マシンパフォーマンスの進化、そしてスターライダーの加入によりさらなる飛躍が期待される2017年のドゥカティだが、ドヴィツィオーゾは5月に行われるへレスでの第4戦まで、2017年の真の序列はわからないと考えているようだ。ドゥカティは昨年、へレスでのレースで苦戦を強いられたからだ。

「間違いなく(へレスでのレースは)今年の僕たちのレベル、競争力を理解する上で重要な”テスト”になる」とドヴィツィオーゾは語った。

「タイヤの影響が大きかったと思う。昨年のタイヤはへレスではそんなに良くなかった。誰もがストレートの中盤で滑っていた。コースとの相性とタイヤの影響が合わさって、僕たちの結果は酷いものだったんだ」

「しかし間違いなく、そこが僕たちにとって重要な試金石になる。最初の3レース、僕たちにはかなり競争力があると予想しているから。しかし、それらのサーキットとへレスには違いがある」

 ドヴィツィオーゾは昨年のセパンで勝利するまで、2009年の初勝利から優勝から遠ざかっていた。しかし、自身久々の優勝にもかかわらず、彼は優勝自体よりもドゥカティが昨年終盤で見せた強さの方が重要だったと考えている。

 さらに彼はドゥカティの2017年型バイク、デスモセディチGP17をどこのサーキットでも他チームにとって脅威となるようにするためには、コーナーでの挙動の改善が必要だと付け加えた。

「僕のセパンでの勝利よりも、僕たちが昨年の最後3戦で見せたスピードの方が重要だと考えている」とドヴィツィオーゾは語った。

「もしチャンピオン争いをしたいなら、すべてのコースで速さを発揮する必要がある。僕たちはまだそうとは言えない。僕たちの目標、バイクの最も大きな改善点は、コーナー中盤の挙動を向上することだ」

「マレーシアでのテストで僕たちは、バイクのすべてのエリアで多くのアップデートをする。けれど僕が取り組んでいるのは、コーナリングの最中でもう少し速く、もう少し簡単にバイクをターンさせることだ」

「そして、それはホルヘにも要求されていることだと思う。それに、その点を改善するためにジジ(ダッリーニャ/ドゥカティの技術部門トップ)がさらなる努力をしてくれるだろう」

Additional reporting by Matteo Nugnes

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー アンドレア ドヴィツィオーゾ
チーム Ducati Team
記事タイプ 速報ニュース