【MotoGP】ドヴィツィオーゾ「予選ではリヤタイヤがダメになった」

ウエットでのレースに定評のあるドヴィツィオーゾだが、ドイツGPの予選では予想外のタイヤの性能劣化に苦しめられたと話した。

 ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、前日のフリー走行とは打って変わり、予選では予想もしていなかったリヤタイヤの劣化に悩まされたと語った。

 ドヴィツィオーゾは、雨に見舞われたFP2では7番手タイムをマークし、ドライコンディションで行われたFP3では、ポールポジションを争える位置につけていた。

 しかし彼は、ウエットコンディションで行われた予選のQ2では調子が上がらず、ポールポジションを獲得したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)から1.410秒遅れの10番手だった。またこの予選結果は、チームメイトのホルヘ・ロレンソや、ドゥカティのマシンを使用するプラマックのダニーロ・ペトルッチを下回るものだった。

 これまで彼はウエットコンディションのレースで4勝を挙げており、ウエット時の彼の技量は有名だが、今回の予選については「今日はとても悪かった。この順位にもラップタイムにも満足していない」と話した。

「完璧な方法で予選を行うことができなかった。その理由は、昨日とは反対のことが起こったからだ。理由は僕にもわからなかった」

「昨日のFP2では同じタイヤで24周も走ってラップタイムも出せた。タイムが落ちたり、リヤタイヤに関する問題も起こらなかった」

「今日は最初の4周でプッシュしないと決めた。特にリヤタイヤはね。タイヤが終わってしまうと、特にリヤのグリップを得ることができなかった。タイヤがダメになってしまうと、電気系も正しく機能しなかったんだ」

「結局、プッシュしようとしたけど、僕は遅すぎたしタイヤも終わってしまった。こうなるなんて思ってなかった。そういうわけで、予選は10番手だった」

 ドヴィツィオーゾは、レースペースについては"確実に10番手以上"だと考えており、チャンピオンシップのライバルたちが周囲にいることに安心したと認めた。

「僕たちは最速じゃなかったので、2列目か3列目からスタートすることが重要だと考えていた」とドヴィツィオーゾは話した。

「だからこの結果には満足できない」

「幸運なことに、(ヤマハのバレンティーノ)ロッシやマーベリック(ビニャーレス/ヤマハ)は僕の近くにいる。レースは長いし、最大限のものを得ようと思う」

ロレンソ「ここは僕に合わないトラック」

 昨年はヤマハからMotoGPに参戦し、今年と同じくウエットだったザクセンリンクで厳しい結果に終わってしまったロレンソは、今年は6番グリッドを獲得し、ポジティブな結果で予選を終えた。

 ロレンソはドイツGPで優勝した経験がなく、ここは"自分には合っていないトラック"であると正直に認めているが、今週末はドライよりもウエットの方が競争力を発揮できると感じていた。

「ドゥカティのバイクはウエットタイヤでのフィーリングが良くて、かなりプッシュできる。水量が多いよりは、少ない方がいいけど」とロレンソは話した。

「もっと水量が多くても、昨年のようなかなりひどいことにはならないと思う」

「たいていの場合、ヤマハでこのトラックを走ると僕は苦労していた。ここでは一度も勝ったことがない。ドゥカティで競争力を得ることができれば、(ヤマハにとっては)もっと状況が悪くなるだろう」

「ウエットでは競争力を得ることができた。ドライでもいろいろなことを試して、最終的にはここまで来ることができたけど、でもまだとても速いというわけではない」

「僕にとって、このトラックがとても難しいということはすでにわかっている。ここで最大限のものを得て、次戦何が起きるか見てみよう。その方がずっといい」

Additional reporting by David Gruz and Oriol Puigdemont

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 ドイツGP
サーキット Sachsenring
ドライバー アンドレア ドヴィツィオーゾ , ホルヘ ロレンソ
チーム Ducati Team
記事タイプ 速報ニュース