【MotoGP】バイクのバランスに不満のロッシ「午後はすごく苦しんだ」
ロッシは、最終戦の金曜日のフリー走行で『十分な速さがなかった』と認めた







ヤマハのバレンティーノ・ロッシはフリー走行1回目で2番手だったが、トップタイムのチームメイト、ホルヘ・ロレンソから0.4秒遅れ。フリー走行2回目では8番手となっている。
ロッシは2004年以来バレンシアで勝利しておらず、金曜日の走り始めは励みとなるようなものだったものの、午後にペースを維持することができなかったと語った。
「僕らは今朝すごくいいスタートを切った。FP1はポジティブだった。特にセッション最後は」と彼は語った。
「リヤにハードを履いて、少し寒かったけどバイクとタイヤはすごく快適な感じだった。最終的に、2番手でセッションを終えたんだ」
「午後もハード(リヤ)タイヤを継続しフロントもハードを試したんだけど、なぜか午後はすごく難しくて、特にリヤから十分なグリップとフィーリングが得られなかった。だから2~3周しても、リズムは良くなかった」
ロッシは苦しんだ理由はハードのリヤタイヤだけでなく、ソフトのコンパウンドでも”十分な強さ”がなかったと語った。
「プラクティスを通して他の人も、ハード(のリヤ)でグリップが不足しているライダーが多くいたようだった。だから最終的に(リヤに)ソフトを履いて、フロントも変えてみた。ハードのフロントも快適に感じられなかったからね」
「それからラップタイムを改善しペースを改善できたけど、十分な速さがなかった。セッティングに満足できていないし、バイクのバランスにも不満だ」
「多くのコーナーでかなり苦しんだし、十分な強さがなかった。データをチェックし、明日はバランスの改善に取り組もう」
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | Valencia GP |
ロケーション | バレンシア・サーキット-リカルド・トレモ |
ドライバー | ホルヘ ロレンソ , バレンティーノ ロッシ |
チーム | Yamaha Factory Racing |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |