【MotoGP】バウティスタ「今優位に立っているのは旧型マシンだから」
バウティスタはセパンで行われた合同テストに参加し、総合トップだったマーベリック・ビニャーレスから0.260秒落ちのタイムを記録し、総合7位で終えた。







2017年よりアプリリアからドゥカティのサテライトチームであるアスパル・チームに移籍したアルバロ・バウティスタは、昨年型バイクGP16で新たなシーズンに臨む。
バウティスタはセパンで行われた合同テストに参加し、総合トップだったマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)から0.260秒落ちのタイムを記録し、総合7位で終えた。
MotoGPキャリアで操縦してきたバイクの中でも最高のバイクはGP16だと、以前から語っていたバウティスタ。現在もチームと共に、パッケージのポテンシャルをさらに引き出していくために作業しているという。
「3日間に渡るテストは非常にポジティブだった。操縦した感触がとても良くて、バイクの最大限を使うことができたと思う」とバウティスタはmotorsport.comに語った。
「テストの初日から、僕には競争力があると実感することができた。今の所、改善の余地はあまりないように感じる」
「僕たちはこれから細かい調整をしていく必要がある。バイクへの理解度をさらに深めて、エンジンの可能性をもっと引き出していけば、まだまだやるべきことはたくさんある」
バイクの仕上がりに満足しているバウティスタだが、今回のテストでマシンの調整が完了するというわけではないと語った。またファクトリーチームのライダーたちが新しいバイクを乗りこなせるようになるのは、時間の問題であると認めた。
「今の時点でファクトリーチームのライダーより優位に立てているのは、完全に開発しきったマシンを操縦しているからだ」
「それに僕たちが持っているこのバイクは、昨年のレースで優勝しているんだ」
「ファクトリーチームが2017年の新型バイクの開発を終える頃には、僕たちは彼らの後ろに立つことになるだろう」
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | Sepang January testing |
ロケーション | セパン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | アルバロ バウティスタ |
チーム | Ángel Nieto Team |
執筆者 | Jamie Klein |