【MotoGP】ビニャーレス、マルケスのブローに冷や汗「危機一髪だった」

マーベリック・ビニャーレスは、イギリスGP決勝で前を走っていたマルク・マルケスのエンジンブローで、”大惨事”に陥るところだったと語った。

 イギリスGPの決勝、レプソル・ホンダのマルク・マルケスは3番手を走行中、エンジンがブローし無念のリタイア。タイトル争いに大きな打撃を被ったが、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスも、危うく”大惨事”に巻き込まれるところだったという。

 マルケスのエンジンが白煙を上げた時、彼のすぐ背後を走っていたビニャーレスは「僕の目の前で爆発が起こったんだ」と語った。

「その煙がオイルなのか、水蒸気なのかわからなかったので、とても怖かった。だから、僕は多分、それまでよりも30メートルくらい手前でブレーキをかけたと思う」

「ホイールに油や水が触れなかったのは、幸運だった。もしそうなっていたら、大惨事になっていたかもしれない」

 ビニャーレスはこのタイムロスが、優勝争いに大きなダメージを与えてしまったという。彼は最終的に、このレースで優勝したアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)から0.114秒差の2位でレースを終えたからだ。

「ブレーキングポイントで、トップを走っていたバレンティーノ(ロッシ)とドヴィツィオーゾから少し離されてしまった」と、彼は付け加えた。

「1周目から、バイクの感触が素晴らしかった。僕は最後までタイヤを保たせようとしていたんだ」

「ドヴィとマルクが僕を追い抜いたのが、とても痛かった。僕は、自分の最大の勝負どころが終盤、ラスト10周だと思っていたからね。だから、僕は最後の5周で100%プッシュした」

「追いついて、優勝争いをすることができた。バイクはうまく機能していたし、とてもハッピーだった」

ロッシ「ライバルのリタイア情報は有益」

 ドヴィツィオーゾとロッシは後ろを走るマルケスのリタイアをレース中に知らされていたという。ロッシは、ポイントリーダーがリタイアしたことを知るのは、有益なことだと語った。

「僕は、(サインボードに)『マルケス アウト』と出ていたのを見た。チャンピオンシップを争っている間は、そういう情報を知るのは重要なことだ」と彼は述べた。

「だけど、僕がやることは変わらない。僕は勝ちたかったし、最大限の努力をした」

「残りはこの1レースだけじゃなくて、あと6レースもあるんだ。だから、とにかく最大限のポイントを獲る必要がある」

 ドヴィツィオーゾも、同じくマルケスがリタイアしたという情報は受け取っていたものの、レース終盤に自分が優勝を争っている相手が、ロッシではなくビニャーレスだということには気づいていなかったという。

「レース中に、全ライダーに何が起こったのかを把握するのは非常に難しいことだ。ここはメインストレートが短いから、ピットボードを見るのがとても難しいんだ」

「マルケスがリタイアしたっていうのはどこかのラップで見たけど、最後の5周はトップ4のライダーがどうしているのかはわからなかった。僕の周りにいるのは、バレンティーノだけだと思っていた」

「マルケスがリタイアしたのを見ても、バイクを快適に感じていたから、自分の戦略は変えなかった。バレンティーノが少しペースを落とし、リヤタイヤに苦しんでいるのがわかった。だから、そのチャンスを活かさなければならないと思ったんだ」

「終盤はマーベリックが戻ってきた。僕は100%プッシュして、すごく僅差だったけどなんとか優勝することができた」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 イギリスGP
サーキット シルバーストン
ドライバー マルク マルケス , マーベリック ビニャーレス
記事タイプ 速報ニュース