【MotoGP】ビニャーレス「ヤマハの1戦目からタイトルを意識していく」

ヤマハに移籍したビニャーレスは、2017年を”学習の年”にするのではなく、最初のレースからタイトル争いを視野に戦っていくと語った。

 2016年のイギリスGPで初勝利を挙げたマーベリック・ビニャーレスは、最高峰クラス3年目のシーズンをヤマハで迎えることになった。

 3度のチャンピオン獲得という実績を持つホルヘ・ロレンソの後任として、スズキからヤマハに加わったビニャーレスは、2016年シーズン最終戦直後のバレンシアで行われた公開テストからその速さを発揮した。

 ビニャーレスは、スズキで過ごした2シーズンで十分学習してきたと語り、ヤマハでの最初のレースから優勝を狙うことができると考えている。

「今年はMotoGPでの3年目のシーズンだ。正直に言って僕はすでに十分な経験を積み、どのようにレースを進めればいいか、しっかり学習をすることができたと思っている」と、ビニャーレスはスペインのマドリードで行われたヤマハの体制発表の場で語った。

「もちろん、ヤマハでレースをする経験も必要になるだろうけど、最初のレースから優勝や、タイトルを目指して戦っていけると思っている。この考え方でシーズンをスタートするのが重要なんだ」

「シーズンの中盤でそう思い始めるなんて、遅すぎるからね。だから、この考え方でシーズンをスタートして、常にこの目標を念頭に置いておかなければならない」

 ヤマハのバイク、YZR-M1にどれくらい早く適応できると予想しているかについて、ビニャーレスは次のように語った。

「僕はこれまでも、バイクに早く適応してきた。(プライベートテストを行った)セパンでは、僕はすでに『これは僕のバイクだ。やりたいと思ったことができる』と感じた。けれどもちろん、速いライダーは他にもいるし、改善していかないといけない」

「今年は、神経質にならないようにしていく必要があると思う。昨年は時々そうなることがあって、バイクも僕も100%だと思っている時でも、トップから0.4秒も遅れていたんだ。今年僕らは常にトップを争えると思うので、落ち着くことがすごく重要なことだ」

 ビニャーレスは、毎年のようにタイトルを争う常勝チームであるヤマハに移籍したことによる、プレッシャーの増加については心配していないと語った。

「僕にプレッシャーがかかっている時、それがいつも良い方向に働いてくれるんだ。ヤマハとの契約を結ぼうとしていた時期には、すごいプレッシャーがかかっていた。でも、その時期に僕はいくつか良いレースをできたんだ」

「普通は奇妙なことだけど、プレッシャーを感じると僕は良い仕事をする。目標があるとやる気が湧くタイプなんだ」

スズキでの経験を糧にするビニャーレス

 ビニャーレスは、2015年からMotoGPに復帰したスズキのファクトリーチームに加入しており、チームメイトのアレイシ・エスパルガロと全く新しいスズキのバイク、GSX-RRの開発を担ってきた。

 彼は、その経験がヤマハでも大いに役に立つだろうと考えている。

「スズキでは多くのことを学べたと思う。ほとんど0の状態からバイクを開発するのは容易ではなかった。その経験が、ヤマハでも大きなアドバンテージをもたらしてくれると思っている。僕はバイクがどういった構造をしていて、どういう風に機能しているのかしっかり理解しているつもりだよ」

「それは本当に素晴らしい経験だった。それに正直に言って、スズキに所属している間にすべての分野において高いレベルに成長できたと思う。そのことに本当に満足しているし、スズキに感謝している」

「なぜならヤマハのバイクに乗った時、(スズキよりも)速く走るのが少し簡単だったんだ。常に全開というわけではなかったのに、良いタイムが出ていた」

「僕はいつも100%で走っていたんだ。金曜日の朝(のフリー走行)でさえね。それに慣れていた。もし僕がヤマハで常に110%を発揮することができれば、本当に良いレベルで戦えると思う」

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シリーズ MotoGP
ドライバー マーベリック ビニャーレス
記事タイプ 速報ニュース