【MotoGP】ビニャーレス「決勝はフロントタイヤの感触がなかった」

ビニャーレスは、へレスでのパフォーマンス不足は彼や、チームのせいではなく、フロントタイヤに問題があったせいだと示唆している。

 ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは、スペインGPでのヤマハのパフォーマンス不足は彼やチームのせいではなく、ミシュラン製のフロントタイヤに問題があったせいだと示唆している。

 開幕から2連勝したビニャーレスだが、オースティンで行われた前戦アメリカズGPでは転倒リタイアを喫した。スペインGPが行われたへレスではホンダ勢に対抗できるようなペースを発揮できず、予選4番手止まり。フロントロウはホンダ勢が独占した。

 決勝が行われる日曜日午前中のウォームアップでは、ビニャーレスが最速のタイムをマークした。しかし、決勝ではなかなかペースを上げることができずに、優勝したダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)から24.6秒遅れの6位でフィニッシュするのが精一杯。優勝争いに絡むことすらできなかった。

「今日、僕たちはチャンピオンシップに極めて重要な10ポイントを持ち帰った」とビニャーレスは語った。

「(レースは)本当に難しかった」

「ウォームアップでは良い感触があり、スタートから最後までダニやマルク(マルケス)と戦うことができると思っていたんだ。でも、レースではフロントの感触がなかった」

 ビニャーレスはフロントタイヤの問題について、詳細に言及しようとはしなかったが「僕が言いたいのは、午前中は本当に良い感触があったことであり、僕のラップタイムが本当に安定していて、ライン上でもブレーキングポイントでもよかったことを、みんな知っているということだ」と述べた。

「午後は全く違っていて、ブレーキングポイントではひどいものだった。午前中よりも30メートルは手前でブレーキングしていた。見ていてわかったと思う」

「結局、僕たちは多くのポイントを失いつつある。僕たちのミスではなかったと僕は思うが、どうなるか見てみよう」

 この問題はミシュランのミスだと考えているかどうかを問われたビニャーレスは「僕には言えない」と答えている。

クラッシュをしなかったのは遅かったおかげ

 週末の早い段階で、ビニャーレスは左コーナーに問題を抱えていたものの、日曜日の朝にバイクは大きな改善を遂げたと、彼は主張した。

「僕たちはバイクをかなり向上させたので、僕は”大丈夫、これで勝ちに行ける”と思ったんだ。バイクのフィーリングは素晴らしかったからね。もう少しプッシュできるとさえ思っていた。だけどレースでは、リヤのグリップは本当に良いのに、フロントに荷重をかけるのが不可能だった」

 2週間前、アメリカズGPでクラッシュを喫した際にも、ビニャーレスはレースではタイヤが『ウォームアップほど良くない』と述べていた。彼は、へレスでの問題も似たような性質のモノだと主張した。

 レース序盤、コーナーへの侵入で挙動を乱したビニャーレスはスズキのアンドレア・イアンノーネとほとんどクラッシュしかけてしまった。ビニャーレスは後にイアンノーネに謝罪し、フロントを失った後は『何もできなかった』と語った。

「1周目からすでに、イアンノーネと絡んでいた。僕は右コーナーのブレーキングすべてでとても遅かった。僕はターン11で2、3回クラッシュしかけた」とビニャーレスは付け加えた。

「今日は、オースティンで僕がクラッシュした時と同じ問題を抱えていることがわかっていた。だけど今日幸運だったのは、僕がオースティンの時ほど速くなくて、前にライダーがいたから100%プッシュできなかったことだ。それが、今日クラッシュせずに済んだ理由だ」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 スペインGP
サーキット サーキット・デ・ヘレス
ドライバー マーベリック ビニャーレス
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース