【MotoGP】マルケス「レース前のタイヤ変更が全ての元凶だった」

マルケスは、もしレース直前にフロントタイヤを変更しなければ、勝利を争うことができたと話した。

 ホンダのマルク・マルケスは、レース前にミシュランタイヤのスタッフの話を聞いてフロントタイヤを変更したが、それはミスだったと話した。

 マルケスとカル・クラッチロー(LCRホンダ)のふたりは唯一、決勝レース前にフロントにハードタイヤを履いていた。

 雨でレース開始が40分遅れ、コースの状態も不明瞭で、さらにはミシュランタイヤが温まるかどうかもわからなかった中で、マルケスはレース前にフロントタイヤをミディアムに変更した。

 そのマルケスはレース序盤、2番手を走行していたが、最終的には表彰台争いに敗れ、4位でレースを終えた。

 マルケスは、「気温は下がっていって、湿度が高くなっていった。(レース前は)フロントにハードタイヤを履いていたけど、それでいいのか疑うようになった」と語った。

「ミシュランのスタッフは、'ハードタイヤを履いているのはあなただけだ。気をつけて、クラッシュするかもしれないから'と言ったんだ。それでタイヤを変えたんだけど……それがミスだった」

「昨年シルバーストンで同じミスをしたことを思い出した。あの時はソフトタイヤを履いていたんだけど、それじゃ柔らかすぎた」

「ハードタイヤを履いていたら、最後まで勝利を争うことができたと思う。クラッシュする可能性もあったかもしれないけど、最後はハードタイヤでも危険はなかった。もしハードタイヤだったら、もっとコンペティティブになれたけど、クラッシュの可能性もあった」

 またマルケスは、ホンダのバイクには欠点があり、完璧なタイヤ選択をすることが難しかったので、バイクの改善が必要だとわかったことが重要だという。

「僕たちはバイクを改善しないといけない」とマルケスは話した。

「もし欠点のないバイクがあれば、正しい判断をするのはより簡単になる。自分のバイクが完璧なものだったら、正しい選択ができる」

「もしパーフェクトな決定を下せなかったら、あまりにも多くの時間を失うことになる。それが最大のミスだった」

タイヤ変更は"強制的"だった

 クラッチローもマルケスと同じく、フロントにハードタイヤを履いていたが、スタート前にミディアムに変更した。しかし、レース中に2度もクラッシュしてしまった。

 クラッチローは、タイヤ変更は間違った決定であったが、誰がこの決定を下したかについて詳しく言及するつもりはないと話した。

「フロントタイヤをミディアムにして走行することが可能だとは思っていなかった。ミディアムは柔らかすぎるけど、それに変更するように強く言われた。レース開始が遅れたので、彼らは路面の水を気にしていたんだろう」

「僕にとってもマルクにとっても、完全に間違った判断だった。僕らに決定権はなかったし。普通こんなことは起きないけど、こういうのは間違っている」

「マルクもタイヤを変えるように強制されたんだ。このことが僕にもマルクにもレースで大きな"カギ"となってしまった」

「僕は間違ってない。ホンダが他のマニュファクチャラーと同じくらい競争力があったとも思えない。でももしマルクが正しいタイヤを履いていたら、ライバルを倒すこともできただろう。そういうことだ」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 カタールGP
サーキット ロサイル・インターナショナル・サーキット
ドライバー カル クラッチロー , マルク マルケス
チーム Repsol Honda Team , Team LCR
記事タイプ 速報ニュース