【MotoGP】マルケス「”心理戦”はしてない。バイクは改善できる」

マルケスは、ペースが良いにもかかわらずホンダのバイクに不満を抱いていることについて、駆け引きをしているわけではないと語った。

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスはバイクについて満足していない様子だが、ライバルたちから警戒されるほどロングランのペースが良いようだ。しかし、彼はわざとネガティブなコメントをして”心理戦”を仕掛けているわけではないという。

 オーストラリアのフィリップアイランドで行われている公式テスト初日、マルケスはトップタイムを記録。さらに、丸々4レース分にあたる107周を走破した。彼はテスト2日目も、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスに次ぐ2番手タイムを残している。

 マルケスのペースの良さとロングランの安定性に対して、ヤマハのバレンティーノ・ロッシは強い警戒感を抱いているが、マルケス自身はホンダの新しいエンジンは、まだ電子制御との調和がうまくいっていないと主張している。

 彼のバイクに対する評価と、ロッシが語ったホンダのポテンシャルについての意見が食い違っているのは、マルケスが心理戦を仕掛けているからではないかと問われ、マルケスは次のように答えた。

「駆け引きはしていない。もし準備が整っているなら、107周もしないよ。今も手が痛いんだ!」

「僕たちはかなり安定性がある。それは真実だ。でも今日はマーベリックの方が僕たちよりも速かった。僕にはかなり速さもあるしすごく安定しているけど、バイクについてまだ理解できていないことがある」

「バイクに良い感触を持っている。だけど走行しラップタイムを見ると、タイムは出ているんだけど何かが欠けているように感じる。もし僕がバイクの限界を感じたら、すでに限界に達していると言うと思う」

 マルケスのクルーチーフであるサンティ・ヘルナンデスは病気のためオーストラリアに来ておらず、マルケスは重要なスタッフを欠いた状態でテストに臨んでいるという。

「難しい状況だ」とマルケスは認めた。

「彼がいるとき、それが自然な状況なんだ。誰かがいなくなってから初めて、その人が重要な人だったんだって思い始めるんだ!」

「僕たちが本当に良いチームを築いていたことは幸いだった。サンティは今は家にいるけど、彼とチームは常に連絡を取り合っている。彼は夜そんなに寝ることができていないんだ! でも僕たちは良いチームだし、ホンダのスタッフが僕を助けてくれている。なんとかうまくやってみるよ」

体調不良に悩まされたペドロサ

 マルケスのチームメイトであるダニ・ペドロサは、発熱によりテスト2日目の走行時間の大部分を失った。

「残念なことに昨日から少し具合が悪かった」とペドロサは語った。

「今朝はさらに体調が悪く、朝食は食べられなかったし脱力感があった。食欲がなくて、午後の2時まで食事ができなかった」

「午後はゆっくりと走行した。何時間も食事していなかったので、プッシュしたくなかった」

「今は、昨日の午後よりも良くなっている。明日はもっと良い状態になることを祈る」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 フィリップアイランド公式テスト
サーキット フィリップアイランド・グランプリ・サーキット
ドライバー ダニ ペドロサ , マルク マルケス
チーム Repsol Honda Team
記事タイプ 速報ニュース