【MotoGP】ミシュラン、2017年インターミディエイトタイヤ廃止決定
執筆: Jamie Klein
MotoGPのオーガナイザーは、1シーズン限りでミシュランのインターミディエイトタイヤを廃止することを決定した。








今年、オフィシャルタイヤサプライヤーとして、ミシュランはインターミディエイトタイヤを用意した。このタイヤはドライタイヤでも、ウェットタイヤでも適さない、複雑なコンディションのために用意されたタイヤだった。
しかしながら、バイクの乗り換えが発生するレースで用いるには、インターミディエイトタイヤのラバーの作動領域が狭すぎるというコメントをライダー達は頻繁に残し、結果としてほとんどこのタイヤは使われなかった。
ミシュランは、今月初めにマドリッドで行われたグランプリ委員会の後、2017年にこのインターミディエイトタイヤを廃止することに合意した。
インターミディエイトタイヤの廃止に伴い、フロントとリヤの両方に追加のスペックのドライタイヤが使用できるようになるだろう。
迅速な問題解決を目指し、スチュワードプロセスを変更
グランプリ委員会によって決定されたその他の変更の中には、審議プロセスの刷新も含まれている。『FIM MotoGP スチュワード』の下層に、『アピール・スチュワード』を作るという変更だ。
FIMによって任命された追加のスチュワードと、開催国のモーターサイクル連盟によって任命されたスチュワードからなるこの『アピール・スチュワード』は、週末に下されたスチュワードの決定に対するすべての訴えに対して、より迅速な解決を図ることを目的に設けられた。
これまで、FIM控訴裁判所はいかなる訴えに対しても、判決を下すまでに4日を要していたためだ。
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シリーズ | MotoGP |
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