【MotoGP】ヤマハ勢、ウェットで苦戦。ロッシ「かなり困った状況だ」

バレンティーノ・ロッシは、ドイツGP初日のフリー走行で苦戦し、ウェットとドライの両方で”困った状況”にあると語った。

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、ザクセンリンクで開催されているドイツGP初日のフリー走行1回目(FP1)でトップから0.936秒遅れの16番手、FP2では1.4秒遅れの15番手に沈んだ。ドライコンディションだったFP1、ウェットになったFP2の両方で苦戦したことになる。

 これにより、FP3でタイムを改善できなかった場合、彼は予選Q1を戦わなければならないことになる。今週のザクセンリンクは天候が不安定であり、予選はウェットとなる確率が高いと予報されている。

 ロッシは、FP1序盤でマシントラブルに見舞われ、ピットに戻りセカンドバイクへの乗り換えを余儀なくされてしまった。オランダGPで勝利を飾った時に使用していたヤマハの新シャシーは1つしか用意されておらず、それは1台目のバイクに使われていた。

「非常に難しい1日だったし、どちらのコンディションでも苦戦したので、非常にフラストレーションが溜まった」とロッシは語った。

「今朝のドライコンディションでは、それほど悪くなかった。特にミディアムタイヤは感触がすごく良かった。新シャシーを使っているバイクは技術的な問題が発生し、もう1台のバイクで走行を続けた」

「ラストの10分までは、ペースもすごく良かったんだ。タイムアタックをしようとしたら、フロントタイヤの感触が全くないという困った状況になり、より硬いタイヤを使った時よりもタイムが遅かった」

「予選Q2に行くためにはトップ10にとどまることが重要だったので、非常にイライラする。だけど、何も方法はなかった」

 また、路面が再舗装されたザクセンリンクについて、ロッシは次のように語った。

「昨年、僕はウェットでも強かったので、うまくいくと思っていた。だが、新しい路面にはかなり苦戦している。僕たちは、バイクのバランスが良くないんだ。僕はかなり遅い」

「ドライとウェット、どちらも僕たちはかなり苦しんでいるので、改善する必要がある」

 しかしながら、ロッシはザクセンリンクの新舗装自体が問題の原因ではないと強調した。

「路面はかなり良い。素晴らしい仕事だよ」

「路面のバンプは大幅に改善されているし、グリップは高くなった。トラックが問題なのではなく、僕たちの問題なんだ」

ウェットでのペース不足に当惑するビニャーレス

 ロッシのチームメイトであるマーベリック・ビニャーレスは、FP1ではトップタイムをマークしたアンドレア・ドヴィツィオーゾとわずか0.038秒差の2番手につけたが、FP2では20番手と下位に沈んだ。

「今朝(FP1)はバイクの挙動にすごく満足できた。すごく安定していたし、試した全てのタイヤで感触が良かった」と彼は語った。

「しかしウェットコンディションとなった午後、なぜあれほど苦しんだのかわからない。異常な状況だ。普通ならベストではないにしても、僕たちには競争力があるはずだ。だけど、ここでは全く違った感触なんだ」

「正直に言うと、ブレーキングポイントまでは問題ないんだ。だけどブレーキを放した時に、多くの問題が起きるんだ。明日もウェットになった場合に備え、一生懸命作業に取り組まなければならない」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 ドイツGP
サーキット Sachsenring
ドライバー マーベリック ビニャーレス , バレンティーノ ロッシ
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース