【MotoGP】ヤマハ、リヤタイヤの性能劣化に苦戦も「選択に後悔はない」

ロッシは、リヤのハードタイヤの性能劣化に苦戦したものの、自身のタイヤ選択に後悔はしていないと語った。

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、リヤに選択したハードタイヤの性能劣化に苦戦したと話した。

 オーストリアGPでは、ヤマハのふたりは表彰台を争いをすることができず、ビニャーレスが6位、ロッシが7位でレースを終えた。

 ビニャーレスもロッシも、レース序盤では先頭集団を走っていたが、両者ともコースオフを喫してしまった。そして最終的にその大きな遅れをリカバーすることができず、ヨハン・ザルコ(テック3 ヤマハ)の後ろでのフィニッシュとなった。

 チームメイトのビニャーレスと同じく、リヤにハードタイヤを使うことを選択していたロッシは、その選択に後悔はなかったと話した。

「僕にとっても、そしてマーベリックや全てのチームにとって難しいレースだった。もっと速く、もっと競争力を持てると思っていた」

「最大限のことをしたと思っているし、バイクのセッティングやタイヤ選択に関して後悔はしていない。なぜならオープニングラップでは競争力があって、ハードタイヤは正しい選択だったと思った。リヤタイヤをダメにしないようにと注意していた」

「でも12周目を過ぎた後、リヤタイヤの性能が大幅に落ちてしまって、かなりスピードを落とさないといけない状況になった。バイクに乗るのもとても難しかった。それに、ブレーキングでも一度ミスをしてしまった。とにかく僕は遅かった」

 またロッシは、トップ4を占めたホンダとドゥカティの4台は、ヤマハよりもうまくリヤタイヤを使っていたのだと考えている。

「僕たちはリヤタイヤにかなり負荷をかけてしまったので、様々なことをしなければならなかった。でも特にホンダとドゥカティは、それほどリヤタイヤを酷使しなくても速く走れるような何かを見つけていたんだろう」

「ファステストラップや最速セクションを見れば、僕たちととても近かった。最初は、僕たちヤマハの2台とザルコがとても速かった。でもその後はスローダウンしないといけなくて、戦うことができなかった」

「今年は何度もこういう問題が起きている。懸命に作業して、いくつかのレースではそれほど苦労せずに済んだ。でもこうやって苦戦している時は、レース後半で十分な競争力を持てないから、状況がとても厳しくなる」

 ビニャーレスもまた、ロッシと同じように、もっと良い結果になるだろうと考えていた。しかしヤマハのバイクは、最適な方法でリヤタイヤを使うことができなかった。

「上位や優勝を争えると期待していた。でも僕たちはとても不運だった。リヤタイヤに関しては特にそうで、かなり滑っていた」とビニャーレスは説明した。

「でもこれはリヤタイヤの問題ではなく、僕たちのバイクの問題だと思う」

「ザルコのバイクはかなり加速が良かった。とても奇妙なことだったのかっていうと、そうじゃない。テック3はタイヤを機能させていたけど、僕たちにはそれができなかったということだ」

 また、自身のアグレッシブなライディングスタイルをバイクに適応させるのに苦労したのか、と尋ねられたビニャーレスはこう話した。

「それは問題ではない。リヤのグリップがなくて、とても早くリヤタイヤの性能が落ちたことが問題だった」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 オーストリアGP
サーキット レッドブルリンク
ドライバー マーベリック ビニャーレス , バレンティーノ ロッシ
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース