【MotoGP】ヤマハ「2017年マシンは昨年型がベース。設計は固まった」
ヤマハは、2017年プロトタイプM1が2016年に行われた2回のテストから進化を遂げており、設計はほぼ固まったことを明らかにした。









1月19日にスポンサーのモビスターの本拠地であるマドリードで、ヤマハは今季の参戦体制を紹介するセレモニーを行う。このセレモニーは、新加入のビニャーレスにとって、移籍してから初めての公式の場となる。
ヤマハのテクニカルディレクターであるマッシモ・メレガリは当初、2017年用のマシンは「革新的」であるため、開発が遅れていることを示唆していた。しかし実際には、昨年モデルと今年用のニューマシンの違いは、思われていたほど重要ではないとみられる。エンジンなどを除けば、ベースは同じであるとメレガリは言うのだ。
「深刻なトラブルをライダーが訴えない限りは、ヤマハのバイクの哲学を変えることなく、ファクトリー側で多くの改良を加えることになる」とメレガリは語った。
「2017年用マシンのベースは2016年と同じだ。そこに異なるシャシー、異なるスイングアーム、別のエンジン、異なるサスペンションが搭載される。しかし、2016年のバイクの哲学をないがしろにする訳ではない」
「シーズン後のバレンシアでは、いくつか新しい要素がテストされた。しかしそれは最終的な2017年のバイクではないし、最初にセパンで公開したものでもない」
「バレンシアやセパンで集めた2016年の全てのデータに基づいて、2017年プロトタイプを作成した」
「残りのプレシーズンテストで、バイクが今以上に変更されることはないだろう」
【関連ニュース】
【MotoGP】ドゥカティ「2017年開幕戦へのプレッシャーはない」
【MotoGP】スズキ、2017年は優勝争いの常連になることが目標
【MotoGP】ロッシは16年シーズンにリラックスして臨めなかった!?
【MotoGP】ロレンソ「ドゥカティでも自分のスタイルは変えない」
【MotoGP】ロッシ、ビニャーレスに手を焼く予感。「ロレンソと同じくらい手強い」
この記事について
シリーズ | MotoGP |
ドライバー | マーベリック ビニャーレス , バレンティーノ ロッシ |
チーム | Yamaha Factory Racing |
執筆者 | Germán Garcia Casanova |