【MotoGP】レプソル・ホンダ2017年体制発表。タイトル防衛を誓う
レプソル・ホンダは、2017年の体制発表を行った。そこで改めて、2017年仕様のマシンとライダーラインアップとしてマルケスとペドロサが紹介された。

2月3日、レプソル・ホンダは2017年の体制発表を行った。そこで改めて、2017年仕様のRC213Vとライダーラインアップとしてマルク・マルケスとダニ・ペドロサが登壇した。
体制発表では、昨年のMotoGPチャンピオンであるマルケスが次のように語った。
「新たなシーズンに入ったが、体制は昨年と同じだ」
「タイトルを防衛するため、シーズンが始まるまでに僕たちは懸命に作業を行っていこうと思っている」
ホンダは2017年型のマシンを先週行われたセパンのシーズン前テストで走らせた。
ドゥカティのテストライダーであるケーシー・ストーナーやスズキのアンドレア・イアンノーネ、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスがそれぞれトップタイムを記録したが、マルケスは技術的なトラブルに悩まされていた。ホンダは以前から加速面で問題を抱えており、それが2017年マシンにも現れていたというのだ。
ところが3日間のタイムを総合すると、マルケスは総合3位のタイムを残している。彼の前にはビニャーレスとイアンノーネがいる。
マルケスのチームメイトであるペドロサも同様に、セパンのテストでスロースタートを切った。初日は13番手スタートだったものの、最終的にアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)の背後の総合5位で終えている。
「常に上位を走り、良いペースをキープすることができれば、目標であるチャンピオンシップを獲得し、多くのレースで勝利を挙げるということを達成するのは可能だと思う」とペドロサは語った。
「うまくいけば、シーズン中に怪我をせず、毎回速く走ることができる。特に”怪我をしない”ということはとても重要だ」
ふたりは、2016年シーズンで6グランプリで優勝しており、マルケスが自身3度目のタイトルを獲得、ホンダもコンストラクターズチャンピオンに輝いた。
しかしペドロサがシーズン終盤で怪我を負ったことにより、レプソル・ホンダはヤマハにチームランキングでは敗れている。
Additional reporting by Scherazade Mulia Saraswati
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
ドライバー | ダニ ペドロサ , マルク マルケス |
チーム | Repsol Honda Team |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |