【MotoGP】ロッシ「レースペースが良いマルケスは、今年も”本命”」

ヤマハのロッシは、ホンダのマルケスはロングランペースが良いため、今シーズンも彼はタイトル獲得の本命だと語った。

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、フィリップアイランドで行われた公式テストの初日を終え、レプソル・ホンダのマルク・マルケスは2017年シーズンもチャンピオンの有力候補だと語った。

 ホンダは、2週間前に行われたセパンでの公式テストでは問題を抱えていたように見えたが、15日に始まったフィリップアイランドでのテストでは、マルケスがロッシを抑えて初日のトップタイムをマークしている。

 ロッシは、マルケスのことをテストを通して倒すべき敵だとみなしており、マルケスの中古タイヤを使った際のスピードは、ロッシのチームメイトであるマーベリック・ビニャーレスがこれまでのテストでマークしてきたトップタイムよりも、大きな意味を持つと考えている。

「ビニャーレスはバレンシアとセパン(でのテスト)で非常に速かったが、マルケスのタイムをよくチェックしてみると、(11月の)バレンシアでも、セパンでも、そして今日も、彼の方が速かったんだ」とロッシは語った。

「だから、僕は彼を倒すべき男だと考えている」

「彼はいつも非常に安定したペースを発揮しており、それは中古タイヤを使うレースで非常にうまく機能するということだ。僕は、彼がみんなの参考になると思う」

 マルケスのホンダに関する悲観的なコメントは、意図的に控えめな表現を使ったものだったのかと問われたロッシは、次のように答えた。

「彼は控えめにコメントしている」とロッシは語った。

「(開幕戦の)カタールでみんなに驚いてほしいので、常に控えめにコメントしたり、よりネガティブにしようとするんだ」

「僕は本気で、彼がすでに最速だと考えている」

中古タイヤでの走行が課題のヤマハ

 一方で、ロッシ自身はフィリップアイランドでのテスト初日をマルケスに次ぐ2番手で終えた。彼は、走り出しが非常に悪かったため、2番手はかなり良い結果だと感じているようだ。

「今朝はかなりひどいスタートで、すごく苦しんだ」と彼は語った。

「バイクに良い感触を持てなくて、プッシュしようとしてもダメだった」

「休憩時間にデータをチェックし、チームがバイクを大きく改善してくれた。午後は、僕の競争力が上がった」

「セッションの最後にはニュータイヤを使って、良いラップができたので2番手OKだ。初日に1分29秒6は悪くない」

 しかしながらロッシは、ヤマハの弱点は未だにロングランペースであると考えている。

「特に中古タイヤを装着している際のペースに関しては、多くの作業に取り組まなければならない」と彼は語った。

「バイクのポテンシャルを100%理解できていないため、まずそれに取り組む必要がある」

 スズキからヤマハに移籍してきたビニャーレスは、スズキのアンドレア・イアンノーネの後ろ、4番手で初日を終えた。ビニャーレスも、ヤマハがレース距離でのミシュランタイヤの扱いを改善する必要があることに同意している。

「確かに、僕はタイヤの寿命を伸ばそうと努力している」と彼は語った。

「ここでは、本当に早くタイヤがダメになってしまうんだ。明日、僕たちはそこの改善に取り組む」

Matt Beer / Autosport
Additional reporting by Andrew van Leeuwen

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー マルク マルケス , バレンティーノ ロッシ
チーム Repsol Honda Team , Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース