【MotoGP】ロレンソ「ウイングはドゥカティに有利だから禁止された」

ホルヘ・ロレンソは、ウイングレットを禁止するというMotoGPの決定は、ドゥカティの優位性を排除する目的だったと主張した。

【MotoGP】ロレンソ「ウイングはドゥカティに有利だから禁止された」
Andrea Dovizioso, Ducati Team
Jorge Lorenzo, Ducati Team
Jorge Lorenzo, Ducati Team
Andrea Dovizioso, Ducati Team
Jorge Lorenzo, Ducati Team
Davide Tardozzi, Ducati Team Team Principal, Jorge Lorenzo, Ducati Team
Jorge Lorenzo, Ducati Team

 2016年シーズン前半、ドゥカティは空力装置の禁止を阻止しようとしていた。ウイングレットがドゥカティのバイク、デスモセディチの巨大なパワーを制御する重要な要素だったからだ。

 結局、他のチームからの圧力が勝り(彼ら自身もウイングレットを導入していたが)、2017年は安全上の理由及びチームの予算増加を避けるためにウイングレットが禁止された。

 しかし、これら2つの理由はドゥカティを決して納得させるものではなかった。

「ウイングレットが本当に安全の面で主催者に心配されていたら、ウイングレットは今年の第2戦で禁止されていただろう」とホルヘ・ロレンソはmotorsport.comに語った。

「ルイス・サロムの悲劇的な事故の10分後に、モンメロ(バルセロナ)サーキットのレイアウトが変更された。もしウイングレットが危険なら、どうして彼らはそのままレースをさせたんだ?」

「僕の意見では、ミーティングでいくつかのマニュファクチャラーからの影響があったんだ」とロレンソは語り、これをドゥカティのチーム代表であるパオロ・シアバッティが裏付けた。

 シアバッティは「ウイングレットが導入された時、我々は他のチームよりも空力面に取り組んでいた。他のチームは後からそれに取り組まなければならなかったんだ。ウイングレットは、安全上の懸念がないのに禁止された」と語った。

「今年は多くのアクシデントがあったが、そのどれもが(ウイングレットで)ライダーに怪我をさせていない。我々は他の誰よりも先にウイングレットに取り組んだから、競争力でアドバンテージを得た。そして、彼らがそのアドバンテージを取り除くために、ウイングレットを禁止したんだ」

 シアバッティによると、ドゥカティのエンジニアはウイングレットなしでも、加速時に前輪が浮き上がるウイリーを抑制する方法を見つけたという。

「ウイングレットがあるとき我々は強かったが、ウイングレットがなくても我々には競争力があるよ」と彼は結論付けた。

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この記事について

シリーズ MotoGP
ドライバー ホルヘ ロレンソ
チーム Ducati Team
執筆者 Oriol Puigdemont