【MotoGP】ロレンソ「ドゥカティでも自分のスタイルは変えない」
ホルヘ・ロレンソは2017年からドゥカティに移籍するが、これまでの自分のスタイルは変えないと主張している。








2016年のシーズン終了後、バレンシアで行われた2日間のテストで、2017年よりドゥカティに移籍するホルヘ・ロレンソは、多くの人々が驚異的なタイムを期待していたにもかかわらず、快適に走ることに終始した。
テスト1日目のロレンソは、トップタイムのマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)から0.1秒差で3位、2日目では再びトップに立ったビニャーレスから0.7秒落ちで8位だった。
ドゥカティのマシンは、歴史的にも扱いづらいと考えられている。そんなバイクを、スムーズなライディングスタイルが売りのロレンソがどう操るのかに、多くの人が注目していた。
彼からしてもマシンは全く違ったものだったようだが、彼のDNAにそぐわなかったとしても、早く走ることができるマシンだと感じたようだ。
「ドゥカティに乗っても自分のスタイルを変えないと決めていたし、それは今も変わらない」とロレンソは語った。
「小さなディテールを変更して、進化させていくかもしれない。でも、マシンが僕のスタイルを変えることはないだろう」
「僕がドゥカティに適応できることはわかっていた。僕はドゥカティに早く適応できると知っていたけど、どれくらいの速さで走れるかはわからなかった」
「でも、僕は比較的に速く走れることも知っていたし、これまでのようにマシンは快適だった」
ドゥカティに必要な体質
2017年はロレンソにとって大きな変化の年になる。彼のトレーナーだったマルク・ロビラとは別の道を歩むことを決め、彼は新たなマシンを手に入れ、新しいトレーナーを獲得した。
しかし、ロレンソはドゥカティでMotoGPタイトルを獲得した最後のライダーであるケーシー・ストーナーが小柄だったことから、人々が考えているほど筋肉量を増やす必要がないと考えている。
「ストーナーは筋肉量が少なく、身体的にも僕より小さく体も薄いけど、バイクではどこにでも動けていた」とロレンソは語った。
「それでも彼は疲れていなかったし、レースが終わるまで一貫して速いペースを保つことができた」
「最終的にはその人のキャラクターとライディングスタイルによって異なると思う」
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
ドライバー | ホルヘ ロレンソ |
チーム | Ducati Team |
執筆者 | Oriol Puigdemont |