【MotoGP】ロレンソ「ヤマハに習ってシャシーを改良した方が……」

ロレンソは、ヤマハが定期的にシャシーのアップデートを導入していたことを挙げ、ドゥカティもそれに習い、現在の"優先事項"を変更するよう提案した。

 昨年ヤマハからドゥカティに移籍したホルヘ・ロレンソは、今シーズンのスタートから苦戦を強いられている。第3戦アメリカGPを終えた段階で、ロレンソの今季の最高位は9位だ。

 現在までに13ポイントを獲得しているロレンソは年間ランキング13位に位置しており、チームメイトであるアンドレア・ドヴィツィオーゾ(年間ランキング4位)に17ポイント差つけられている。そのドヴィツィオーゾもアメリカGPの後、ドゥカティはヤマハとホンダに追いつくための策を考えなければならないと言及していた。

 ロレンソは、現在のドゥカティのアプローチの仕方に対して、以前所属していたヤマハが定期的にシャシーのアップデートを導入していたことを挙げ、ドゥカティもそれに習い、"優先事項"を変更する方法もあると提案している。

「ヤマハとドゥカティは全く異なっているメーカーだ。それぞれは別の考え方を持っている」とロレンソは語った。

「ヤマハはライダーの快適性を上げるために、常にシャシーの改良に手を尽くしている」

「一方のドゥカティは、これまでの10年間で強力なエンジンを開発し、優れたエレクトロニクスでそのエンジンを操縦するという方向性を持っている」

「もしかしたら、現在の優先順位を変える必要があるのかもしれない。エンジンを開発することは良いんだが、それとは別に新しいタイプのシャシーを試してみて、ライダーの快適性をあげたり、楽にターンできるようにした方が良いのかもしれない」

 ドゥカティは2016年シーズンに5年半ぶりの勝利を挙げた。それはウイングレッドに装着したフェアリングの恩恵を受けていたが、昨年をもってそのウイングは使用が禁止された。

 ロレンソは、そのせいでデスモセディチが、アメリカGPにおいて推進力の面で劣ってしまっていたと言及している。

 ホイール面でのコントロールについて、何か特別な問題を抱えているかどうかロレンソに訊くと彼は次のように語った。

「ホイールはそこまで問題はないが、推進力に(問題が)あると思う」

「いくつかの分野がうまく噛み合わないため、アクセルを少し弱めなければならなくなるんだ。他のメーカーと比べると僕たちのバイクはよりそういった傾向がある」

「だからストレートの長いオースティンで、僕たちは推進力で負けてしまう。でも(ドゥカティは)そういうバイクなんだ。僕たちは過去を忘れて、ウイングのないマシンを改善するために取り組んでいかなきゃならない」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー ホルヘ ロレンソ
チーム Ducati Team , Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース