【MotoGP】ロレンソ「豪州でウイングを失った影響を大きく感じた」

ドゥカティのホルヘ・ロレンソは、フィリップアイランドで行われた公式テストで、ウイングレットが禁止された影響を感じたと語った。

 ヤマハからドゥカティに移籍したホルヘ・ロレンソは、オーストラリアのフィリップアイランドで行われた公式テストで、セパンよりもウイングレットが禁止された影響を大きく感じたと語った。

 昨シーズン、ドゥカティが先鞭をつけMotoGPに広がった大型のウイングレットは、2017年シーズンからは使用が禁止されている。空力デバイスの禁止によって失われたダウンフォースを取り戻そうと、ヤマハやスズキ、アプリリアはセパンやフィリップアイランドのテストで、ウイングが内蔵されたフェアリングを試している。

 一方で、この分野の開発で先行していたドゥカティは、開幕戦のカタールまで手の内を明かすことはなさそうだ。

 ロレンソはセパンとフィリップアイランドでの公式テストの前に、昨年11月に行われたバレンシアでのテストでウイング付きのバイクで走行していた。

 ロレンソは、ウイングがなくなった影響はサーキットによって大きく変わると語っており、高速で流れるようなフィリップアイランドのコースではその影響が顕著だったと語った。

「セパンではそれほど違いを感じなかったけど、フィリップアイランドでは、特に風の影響を感じた」とロレンソは語った。

「6速にギヤを入れた時、フロントが動き出してスロットルを早めに閉じる必要があった。セパンはここよりもストップ&ゴーのサーキットだったので、それほど気にならなかった」

「ドゥカティがその分野で最も進んでいて、ウイングの禁止でそのアドバンテージを失ったのは明らかだ」

「それを補うためには、コーナーでそんなにロスをしないような、(これまでとは)異なるバイクを準備しなければならない」

 新しいバイクへの適応途中のロレンソは、”まだ何かが適切ではない”と認めており、彼に代わってヤマハに加入したマーベリック・ビニャーレスがマークした、フィリップアイランドの公式テストの総合トップタイムから0.793秒遅れている。

 しかしながらロレンソはテスト最終日、チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾのわずか0.094秒遅れまで迫り、8番手となっている。ロレンソはトップからの遅れは、サーキットの特性によるものだと語った。

「僕たちは大きな進歩を遂げた。特に最終日は、それが明らかだ」と彼は語った。

「”古いクセ”を変えるのはすごく難しく、僕は毎回少し時間がかかることを想定している」

「このバイクは、(ヤマハ時代と)逆のライディングスタイルを必要とするけど、一旦理解できれば前進できる。ニュータイヤを装着した時のバイクの性能は、はるかに上がった。しかし、このコースでは他のドゥカティ勢もみんな苦労していた」

「ここでフルスロットルにできるのは、ストレートの時だけだ。そこが僕たちの最大の利点なのに。それに、ドゥカティは風に最も影響を受けるバイクだ。他の人たちと同じように旋回できなくなる」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー ホルヘ ロレンソ
チーム Ducati Team
記事タイプ 速報ニュース