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MotoGPオランダ予選:クアルタラロが2戦連続でPP獲得! 中上貴晶は8番手

MotoGP第8戦オランダGPの予選が行われ、ファビオ・クアルタラロが2戦連続でポールポジションを獲得した。

Fabio Quartararo, Petronas Yamaha SRT

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第8戦オランダGPの予選が行われ、ペトロナス・ヤマハのファビオ・クアルタラロが2戦連続でポールポジションを獲得した。

Q1:リンスが余裕のタイムでQ1通過。ロッシは下位に沈む。

 まず、予選Q1スタートとなるライダーにはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、そしてアレックス・リンス(スズキ)といった有力ライダーが含まれており、Q2進出を掛けた2枠の争いが激しくなることが予想された。

 気温は31℃、路面温度は46℃まで上昇しており、高温のコンディションのもとで予選Q1がスタートした。

 セッション開始と共にリンスが先陣を切り、その後続々と他のライダーもコースイン。タイヤチョイスはリヤにソフト、フロントはミディアムとソフトで別れていた。なおヨハン・ザルコ(KTM)のみハードタイヤを選択していた。

 まずはリンスが1分33秒148を記録してトップタイムとすると、ミゲル・オリベイラ(テック3)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)がそこに続いた。

 また、時間をずらしてアタックに入ったロッシは1分33秒806で一時2番手に浮上するが、その直後にフランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)にタイムを上回られてしまった。なお、ロッシはその後タイムを更新したものの、コース逸脱でラップタイムを抹消されたことでポジションを上げることができなかった。

 一方で暫定トップタイムのリンスは更にタイムを縮め、1分32秒797とひとり32秒台にタイムを入れ後続にコンマ5秒以上の差をつけてトップを維持。残り8分でピットへ戻った。

 残り時間が5分を切り一度ピットインしていたライダーたちが再度コースへと出ていった。

 残り2分ターン5でザルコが転倒。ダメージは大きくない様子で、マシンを再始動させてコースへ戻った。

 リンスもアタックをかけると1分32秒710と更にタイムを更新。Q1通過を盤石の体制にした。

 また、最後のアタック合戦で、ポル・エスパルガロ(KTM)が1分33秒170を記録し2番手につける。一方ロッシは自己ベストは更新する走りを魅せるものの、ポル・エスパルガロには届かず予選を14番手で終えた。

 最終的にQ1通過を果たしたのはリンスとポル・エスパルガロとなった。

Q2:クアルタラロが2戦連続でポール獲得!

 続くQ2セッションはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が真っ先にコースイン。そこに各ライダーが続いた。

 ファーストアタックでマルケスは1分32秒857を記録し、ひとまずのトップタイム。しかし後方から来たリンスが1分32秒461とタイムを更新しトップタイムに浮上した。そこにファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハ)、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が続いた。

 マルケスは続けて行ったアタックで2番手に浮上。しかしクアルタラロとビニャーレスがタイムを伸ばして2番手と3番手に割って入られ、4番手までポジションを下げた。

 中上貴晶(LCRホンダ)はアタックをかけるものの思うようにタイムを上げることができず、11番手に留まった。またアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)もなかなかタイムを伸ばせず、12番手に沈んだ。

 セッション半分を過ぎ各ライダーがピットインしたが、その中ではビニャーレスが早めにコースへ復帰。そして残り5分頃にはほぼ全てのライダーがコースへ出走した。

 早めにコースインしたビニャーレスは暴れるマシンを抑えながら各セクターを最速タイムで周り、1分32秒157を記録して一気にトップへ躍り出た。

 これに火がついたか、クアルタラロも負けじと最速を超えるペースで周り……1分32秒017という驚きのタイムを記録してトップタイムの座を取り戻してみせた。

 ここでチェッカーフラッグが振られると、中上が6番手に浮上。リンスも自己ベストを刻んできたがポジションを上げることはできず3番手で終えた。

 最終的に驚異のルーキー、クアルタラロが2戦連続でポールポジションを獲得。マシン上で大きく喜びを見せた。

 2番手はビニャーレス(+0.140秒)、3番手はリンスとなった(+0.441秒)。そして、ポイントリーダーのマルケスは2度目の出走であわや転倒といった場面もあり、結果的にタイムを伸ばせず4番手(+0.714秒)に留まった。

 また日本の中上はチェッカー直後は6番手につけていたが、最終的には2台に抜かれて8番手で予選を終えた。

 ヤマハとスズキが強さを見せる一方で、ドゥカティは低迷。ダニーロ・ペトルッチが9番手、アンドレア・ドヴィツィオーゾが11番手と存在感を示せないまま予選を終えた。

【リザルト】MotoGP第8戦オランダGP 予選

順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差
1 France ファビオ クアルタラロ 7 1'32.017    
2 Spain マーベリック ビニャーレス 8 1'32.157 0.140 0.140
3 Spain アレックス リンス 6 1'32.458 0.441 0.301
4 Spain マルク マルケス 7 1'32.731 0.714 0.273
5 Spain ジョアン ミル 8 1'33.085 1.068 0.354
6 United Kingdom カル クラッチロー 8 1'33.228 1.211 0.143

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