MotoGPドイツFP1:クアルタラロ首位。前戦大クラッシュの中上貴晶は9番手

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MotoGPドイツFP1:クアルタラロ首位。前戦大クラッシュの中上貴晶は9番手
執筆:
2019/07/05 9:58

MotoGP第9戦ドイツGPのフリー走行1回目が行われ、ファビオ・クアルタラロがトップタイムをマークした。

 MotoGP第9戦ドイツGPのフリー走行1回目が行われ、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハ)がトップタイムをマークした。

 ドイツGP初日は天候は曇り、気温20℃。路面温度25℃のコンディションでスタート。なお、前戦オランダGPで転倒、胸椎骨折を負ったホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)は欠場となっており、代役としてステファン・ブラドルが出場している。

 各ライダーはセッション開始と共にコースイン。ここザクセンリンクで最高峰クラスでは無敗を誇るマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)も早々に走行に入った。

 マルケスは開始5分で1分22秒420をマークしひとまずのトップタイムにつけると、更にタイムを更新。1分21秒569まで縮めた。なお、昨年のポールタイムはそのマルケスの刻んだ1分20秒270となっている。

 マルケスは走行中、ターン13でバランスを崩しかけるシーンが見られたが、得意のリカバリーを見せ無事に立て直し、何事もないように走行を続けた。また、今回ホンダはカーボンに包まれた新型シャシーのマシンを持ち込んでいた。

 開始15分、フランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)が転倒。大きな怪我はなく、ピットへと戻った。

 前戦オランダGPでの大クラッシュに見舞われた影響が心配される中上貴晶(LCRホンダ)だが、序盤はなかなかタイムを上げてこなかったものの、セッションが残り半分に差し掛かろうという頃に、1分22秒542で11番手につけた。

 また、ここまで各ライダーは大半がソフト−ミディアムのタイヤ選択で走行を重ねていたが、ホンダ勢のマルケス、カル・クラッチロー(LCRホンダ)、ブラドルらがミディアム-ミディアムの組み合わせで走行を行った。

 セッション後半は、マルケスのみフロントにハードを履いた組み合わせをチェックしており、レースに向けてのタイヤのデータを積極的に集めた。

 残り時間3分になると、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が1分21秒964までタイムを縮めて2番手にジャンプアップ。そしていよいよセッションが終了という頃に、ファビオ・クアルタラロが1分21秒390をマークし、マルケスを抜いてトップタイムとした。

 その後、タイムシート上位陣に大きな動きはなくセッションは終了。トップタイムはルーキーのクアルタラロとなった。

 2番手はマルケス。自身の得意コースでの力を見せつけた。3番手には前戦で転倒に終わったロッシが入った。4番手にはスズキのアレックス・リンス。セッションの序盤からタイムを縮めており、ここ数戦の好調さを維持しているようだ。

 また中上は、前戦で大クラッシュした影響を感じさせない走りで9番手につけた。チームメイトのクラッチローも怪我を負っている状態での走行だが10番手タイムを記録した。

 一方で下位に沈んだのは、契約延長が発表されたばかりのダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)。ザクセンリンクはドゥカティにとって相性が良いトラックだとは言えないが、15番手と奮わない位置に終わった。

【リザルト】MotoGP第9戦ドイツGP フリー走行1回目

順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差
1 France ファビオ クアルタラロ 22 1'21.390    
2 Spain マルク マルケス 24 1'21.464 0.074 0.074
3 Italy バレンティーノ ロッシ 24 1'21.964 0.574 0.500
4 Spain アレックス リンス 25 1'21.967 0.577 0.003
5 Spain マーベリック ビニャーレス 24 1'22.251 0.861 0.284
6 Italy アンドレア ドヴィツィオーゾ 18 1'22.282 0.892 0.031
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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第9戦ドイツGP
サブイベント FP1
執筆者 永安陽介