MotoGP
18 10月
-
20 10月
イベントは終了しました
25 10月
-
27 10月
イベントは終了しました
01 11月
-
03 11月
イベントは終了しました
15 11月
-
17 11月
イベントは終了しました

MotoGPドイツ決勝:マルケスがザクセン“10連覇”! 満身創痍の中上貴晶14位

シェア
コメント
MotoGPドイツ決勝:マルケスがザクセン“10連覇”! 満身創痍の中上貴晶14位
執筆:
2019/07/07 13:20

MotoGP第9戦ドイツGPの決勝が行われ、マルク・マルケスがポール・トゥ・ウィンを果たした。

 MotoGP第9戦ドイツGPの決勝レースが行われ、レプソル・ホンダのマルク・マルケスがザクセンリンクでの10年連続ポール・トゥ・ウィンを達成した。

 Moto3、Moto2クラスのレースよりも雲は薄くなってきたが、それでも上空には雲がかかっており気温も予選日よりも低い19℃、路面温度は31℃のコンディションでスタートを迎えた。

 ポールポジションのマルケスはスタートでフロントを浮かせてしまうが、それでも渾身のブレーキングでホールショットは譲らず先頭をキープ。一方、2番グリッドのファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハ)はスタートで出遅れ、6番手までポジションを落とした。

 マルケスがトップでオープニングラップを終え、そこにマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、ジャック・ミラー(プラマック)、アレックス・リンス(スズキ)が続いた。

 2周目のターン3でクアルタラロがまさかの転倒。フロントを失ってしまいリタイアとなった。また、その後にミゲル・オリベイラ(テック3)も同じ場所で転倒を喫している。さらにKTMのヨハン・ザルコもターン3で転倒を喫しており、序盤は波乱含みの展開となった。

 前戦オランダGPで転倒し、負傷を抱えている中上貴晶(LCRホンダ)は10番グリッドからのスタートだったが、ポジションを16番手まで落とした。

 先頭集団は徐々に縦に長くなり、マルケスはファステストを刻む走りでリード。マルケス、ビニャーレス、リンスの3台が集団から抜け出していった。

 4周目、リンスがビニャーレスをかわして2番手に浮上。一方でマルケスはその隙にギャップを広げて、5周目には既に1秒のギャップを築いた。

 その後方ではドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾとダニーロ・ペトルッチが6番手を巡ってチームメイト同士で争う場面が見られた。

 レースは7周を消化する頃には、先行するマルケスを2番手のリンスが1.5秒差で追い、そのリンスをビニャーレスが1.5秒差で追う状況となった。ビニャーレスはカル・クラッチロー(LCRホンダ)に後ろからプレッシャーをかけられる苦しい展開だ。

 10周を終えると、マルケスのリードは2.5秒と大きなものになり、一人旅といった様相だ。

 3番手ビニャーレスはクラッチローとの差は広げられないものの、徐々に2番手リンスに接近し、差を1秒にまで縮めた。6番手争いではペトルッチがドヴィツィオーゾをかわして6番手を奪取し、そのまま前を譲らずに5番手ミラーを追った。

 レースは残り半分の15周となるが、ここでペトルッチがミラーをオーバーテイクし5番手に浮上。さらにドヴィツィオーゾもミラーをかわして6番手とした。

 先頭でひとり旅のマルケスは既に3秒までギャップを広げており、自身の下位クラスを含めた10連勝に向け着実にレースを進めた。

 残り12周、2番手を走行していたリンスがターン11でクラッシュ。前戦オランダGPでも単独走行中に転倒を喫していただけに、今回の転倒にチームメンバーも大きく落胆の様子を見せた。

 スズキはこれでジョアン・ミルがひとり気を吐く状況となったが、ミルは後方集団でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)やフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハ)、ミラーをかわして6番手までポジションを上げ、残り9周の段階でドヴィツィオーゾもオーバーテイクし5番手につけた。

 2番手争いはなかなかクラッチローがビニャーレスにしかけることができず、ランデブー状態が続く。そんなふたりを尻目にマルケスは淡々とタイムを刻み、6秒という大差を築いた。

 一方、4番手争いではペトルッチ、ドヴィツィオーゾ、ミラー、ミルの4人が激しい争いを展開。その中で、ミルは残り4周でポジションを落とし7番手となった。

 ドゥカティの3台は抜きつ抜かれつを繰り返し、なんとかドヴィツィオーゾが4番手集団先頭に躍り出た。

 残り3周になると、2番手ビニャーレスにクラッチローが接近し、オーバーテイクを仕掛けていくかと思われたが、残り2周でクラッチローがラインを外してしまったことで、ビニャーレスは一気に1秒以上の差を開くことができた。

 悠々ひとり旅を続けていたマルケスは、全く危なげのない走りを続けて、“腕組み”を決めながら余裕のトップチェッカー。最高峰クラスで7年連続ポール・トゥ・ウィン、下位クラスも含めると10年連続ポール・トゥ・ウィンという大記録を打ち立てた。

 また、Moto2クラスでは弟のアレックス・マルケスがポール・トゥ・ウィンを果たしており、兄弟でポール・トゥ・ウィンと10連覇に華を添えた格好だ。

 2位は前戦を優勝し波に乗るビニャーレス。3位には骨折を押して走ったクラッチローが入った。4位はペトルッチ。契約を延長したばかりだが、チームメイトのドヴィツィオーゾを下してみせた。

 また、負傷により松葉杖を使用するほどの状況だった中上も、粘り強い走りで14位フィニッシュを果たし、苦しい状況にもかかわらずポイントを獲得してみせた。

【リザルト】MotoGP第9戦ドイツGP 決勝レース

順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 ポイント
1 Spain マルク マルケス 30 41'08.276     25
2 Spain マーベリック ビニャーレス 30 41'12.863 4.587 4.587 20
3 United Kingdom カル クラッチロー 30 41'16.017 7.741 3.154 16
4 Italy ダニーロ ペトルッチ 30 41'24.853 16.577 8.836 13
5 Italy アンドレア ドヴィツィオーゾ 30 41'24.945 16.669 0.092 11
6 Australia ジャック ミラー 30 41'25.112 16.836 0.167 10
次の記事
Moto2ドイツ決勝:アレックス・マルケス、ポール・トゥ・ウィンで今季4勝目

前の記事

Moto2ドイツ決勝:アレックス・マルケス、ポール・トゥ・ウィンで今季4勝目

次の記事

「良いペースだったけど……」クラッチロー、リンス転倒で“表彰台確保”に切り替え?

「良いペースだったけど……」クラッチロー、リンス転倒で“表彰台確保”に切り替え?
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第9戦ドイツGP
サブイベント Race
執筆者 永安陽介