登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本
フリー走行レポート

MotoGPサンマリノFP3:クアルタラロ、またしてもトップタイム。中上6番手でQ2進出

MotoGP第13戦サンマリノGPのフリー走行3回目が行われ、ファビオ・クアルタラロがトップタイムをマークした。

Fabio Quartararo, Petronas Yamaha SRT

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第13戦サンマリノGPフリー走行3回目が行われ、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハ)がトップタイムをマークした。

 初日に引き続いてミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリは晴天に恵まれ、気温26℃、路面温度28℃のコンディションでセッション開始を迎えた。

 予選Q2に直接進出するためにはFP3までの総合タイムでトップ10以内に入る必要がある。初日は路面の汚れでスリッピーだったとコメントするライダーも見られたため、改善が進んだであろうFP3ではタイムの更新が見込まれた。なお、FP2までの総合トップタイムはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)の記録した1分32秒775だ。

 また初日から2日目にかけては、ターン16のゼブラゾーンを拡大する措置が取られた。同コーナーではトラックリミットを逸脱するライダーも多く見られていたため、緩和効果がありそうだ。

 セッション序盤はトップ10に新たに食い込むようなタイムを刻むライダーは出ず、パーツやセッティングの確認に精を出した。

 このサンマリノGPで新パーツ(フロントブレーキディスクカバー、カーボン製スイングアーム、エキゾースト)を使用し始めたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)だったが、フロントブレーキディスクカバーを外したマシンで出走。フィーリングの違いを確かめていると思われる。

 走行開始から20分ほどが経過しても、ビニャーレスの記録したタイムは上回られることはなく、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が1分33秒051で自己ベストを若干更新する程度にとどまった。

 残り時間が20分を切ると、徐々にペースが上がりだし、ラップタイムが更新されだした。

 ドゥカティのテストライダー、ミケーレ・ピッロが1分33秒433を記録し4番手に浮上。ヤマハ勢に割って入った。

 また残り12分頃にはKTMのポル・エスパルガロが1分33秒069と自己ベストを更新。ピッロを上回って4番手につけた。更に、FP2までは鳴りを潜めていた中上貴晶(LCRホンダ)も1分33秒565までタイムを改善し、7番手に入った。

 その裏ではホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)がホームストレートでフロントを大きく切れ込ませるシーンが見られた。ロレンソはマシンを減速させると、フロントを覗き込む仕草を見せており、ゆっくりと走行してピットへと戻っていった。

 残り時間は10分を切り、ピットインしていたライダーもタイヤを履き替えるとコースへ向かって行った。

 残り7分、一時は11番手までポジションを下げていたロッシが1分33秒299をマークして6番手に。なんとかQ2進出圏内に戻すと、ロッシはそのままアタックを続けて5番手タイムを記録した。

 アタック合戦は更に激しさを増し、残り4分頃にはビニャーレスが1分32秒437を記録する走りでトップタイムを更新。しかしクアルタラロが1分32秒346とそれを上回るタイムを叩き出し、トップは入れ替わった。

 残り2分、ポル・エスパルガロが1分32秒646をマーク。マルケスを蹴落として3番手に浮上した。

 トップタイムを記録しているクアルタラロだが、その手を緩める気配はなく、アタックを続行。1分32秒081と自己ベストを更に更新しトップの位置を固めた。

 中上もアタックを行うと1分33秒098をマークし、一気に5番手まで浮上。

 チェッカー後のラストアタックではフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハ)が5番手、アレックス・リンス(スズキ)が8番手に割って入った。

 最終的にトップタイムとなったのはクアルタラロ。サテライトチームながら、ヤマハファクトリーのビニャーレスを2番手に従える貫禄のタイムを刻んだ。

 3番手はポル・エスパルガロ。サンマリノGP初日から好調さを見せていたが、見事な走りでQ2ダイレクト進出を勝ち取り、ピットへ戻るとチームから祝福を受けていた。

 一方で鳴りを潜めていたのはマルケスだ。終盤のアタックでも1分32秒686で4番手につけるにとどまった。

 中上は終盤のアタックをまとめ上げ、初日総合14番手からジャンプアップの6番手タイム。チームメイトのカル・クラッチローが13番手に沈む中、Q2進出を決めた。

【リザルト】MotoGP第13戦サンマリノGP フリー走行3回目

順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 France ファビオ クアルタラロ 19 1'32.081     165.297
2 Spain マーベリック ビニャーレス 21 1'32.437 0.356 0.356 164.661
3 Spain ポル エスパルガロ 18 1'32.646 0.565 0.209 164.289
4 Spain マルク マルケス 21 1'32.686 0.605 0.040 164.218
5 Italy フランコ モルビデリ 20 1'33.056 0.975 0.370 163.566
6 Japan 中上 貴晶 20 1'33.098 1.017 0.042 163.492

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 V.ロッシ、ノリス&アルボンからの”ラブコール”は「光栄なこと」
次の記事 Moto3ミサノ予選:鈴木竜生、キャリア初ポールポジションを獲得!

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本