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中上「転倒で痛めた左手は大きな問題ではなかった」苦戦11番手の原因はスペアの“ギヤ”?

2020MotoGP最終戦ポルトガルGPで11番手グリッドとなった中上貴晶。彼はFP4での転倒の影響は深刻なものではないと語り、決勝レースに向けては良いペースがあると意気込んだ。

Takaaki Nakagami, Team LCR Honda

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 アルガルヴェ・サーキットで行なわれている2020MotoGP最終戦のポルトガルGP。その予選でLCRホンダの中上貴晶は11番グリッドと中盤の位置に留まった。

 中上はFPからFP3まで好調な走りを見せ直接Q2へ進出。FP4でも快調な走りを見せていた。しかしFP4終盤、中上はターン4で転倒してしまい、ピットに戻った際には左手を抑えるシーンも見られるなど身体へのダメージが心配されていた。

 しかし、中上によると左手に痛みこそあったものの、そのタイムへの影響度はさほど大きくは無かったという。

「(FP4での転倒は)かなり残念に思っています」と、中上は語る。

「僕は100%プッシュしていたというわけではなかったんですが(当時使用していた前後ハードタイヤは)僕らには間違いなく固すぎたと思います。それでフロントのグリップを失い、初日と全く同じように左手をグラベルに打ってしまいました」

「(左手は)少し痛みましたが、Q2ではそれは忘れて行こうとしていました。もちろんいくつかのコーナーでは(痛みが)邪魔にはなりました。ここはアップダウンも方向転換も多く、ハイスピードですからね」

「ですがラップタイムに関しては問題では無かっただろうと思います」

 中上は予選で好タイムを刻めなかった要因のひとつとして、FP4で非常に好調だったバイクがクラッシュによって使えなかったことを挙げている。

 彼によるとメインのマシンではFP4以降、レプソル・ホンダのステファン・ブラドルがテストしていたロング側に振ったギヤを採用しており、それが非常に良い感触だったのだという。しかし転倒でマシンは破損してしまった。

 中上はFP3までのショートギヤのマシンで予選に挑むしか無かったことが、予選11番手というポジションに繋がったのだと語った。

「FP3の後、大きな前進がありました。2台あるマシンの片方をロングギヤで準備していたんです。これはブラドルのデータを見てHRCと相談をして、片方はブラドルと同じ仕様で用意してもらい試しました」

 中上はそう語る。

「FP4ではそのバイクを使ったんですが、最初からバイクが落ち着いていて、とても快適に感じられました。ですがクラッシュがあり、予選ではFP3までと同じショートギヤのバイクを使わなくてはなりませんでした」

「なのでFP4で使っていたとてもポジティブな感触のあったバイクを使えなかったことが、良いラップタイムを刻めなかった理由だと思います」

「ですが、明日の決勝に向けては戦えると思っています。良いペースがありますし、落ち着いてトライしていきたいですね。今日の午後のことは忘れ、明日に目を向けていきます」

Additional reporting from Gerald Dirnbeck

 

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