モビリティランド、2021年MotoGP日本GP中止を発表も「F1日本GPと鈴鹿8耐は引き続き開催に向け準備を進める」と強調
ツインリンクもてぎを運営するモビリティランドは、2021年のMotoGP日本GPの開催中止を発表したが、その一方で同社が運営する鈴鹿サーキットでのF1日本GP、鈴鹿8時間耐久レースについては、引き続き開催に向け準備を進めていくことを強調した。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPは、今季の日本GPの開催を中止することを発表した。これについて開催サーキットであるツインリンクもてぎを運営するモビリティランドもプレスリリースを発表。MotoGPは中止となったものの、同じく世界戦であるF1日本GPと鈴鹿8時間耐久レースについては、引き続き開催に向けて調整していくと明らかにした。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により、開催することができなかったMotoGPの日本GP。今季の同GPも開催されないことが、モビリティランドからも発表された。
中止の理由については、次のようにプレスリリースで述べられている。
「今シーズン後半のスケジュールを進める上で、10月に開催するMotoGP日本グランプリは6月中旬の開催判断が必要となり、国内外における移動や滞在などさまざまな状況において現時点では開催を確約できる状態に至らず、プロモーターであるドルナスポーツ社とも協議のうえ、断念せざるをえない結果となりました。楽しみにされていたファンおよび関係者の皆様におかれましては、ご理解くださいますようお願いいたします」
なおモビリティランドが運営する鈴鹿サーキットでの開催が予定されているF1日本GPと世界耐久選手権の鈴鹿8時間耐久レースについては、引き続き開催に向けて準備を進めていくと強調されている。
モビリティランドの田中薫社長は、先日motorsport.comのインタビューに、F1日本GPの開催に向けて、次のように語っている。
「今年はホンダのF1ラストランですし、冠スポンサーにもホンダさんがついている。また角田裕毅という7年ぶりの日本人ドライバーもいます。ですからFOMも、なんとか日本GPをやりたいと言ってくれています。そのためにはまずはプレイヤーたちが無事に入国できるようにすること。その細かいことを一緒にやっているところです」
「今年の開催は止めようという話は、一度も出ていないです」
「あと4ヵ月、準備を万全にして、ぜひF1日本GPを開催したいと思っています。開催のためにできることはすべてやる……今申し上げられるのはそれだけですね」
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