マルク・マルケス「夏休みでリラックスできた。調子は良くなっている」完全復活に向けまた一歩前進
MotoGPは8月6日にシーズン再開を迎え、オーストリアで第10戦スティリアGPが開催される。レプソル・ホンダのマルク・マルケスはサマーブレイクを通じて肉体的にも精神的にも準備を進められた様子だ。
2021年シーズンのMotoGPは5週間のサマーブレイクを終え、8月6日にシーズンが再開。オーストリアのレッドブルリンクで2連戦を予定している。
このサマーブレイクは第3戦ポルトガルGPで右腕の骨折から9ヵ月ぶりの復帰を果たしたレプソル・ホンダのマルク・マルケスにとっては、恵みの休暇となった。
マルケスは前半戦、得意とするドイツGPで復帰後初のMotoGP優勝を記録。ホンダにとっても昨年から続く未勝利記録を終わらせることに成功した。
サマーブレイク前、マルケスは2019年末の右肩の手術から2年間休み無しで突き進んできたため、今回の休暇が肉体的にも精神的にも大事なものとなるだろうと言及していたが、レース再開を前にしたマルケスは有意義な休みにすることができたと語っている。
「夏休みをたのしむことができた。友人や家族とリラックスして楽しんだよ」
「それは精神的にだけではなく身体にも良くて、より調子は良く、強くなっていると感じている。トレーニングを増やすこともでき、より多くの時間を自転車トレーニングで過ごせた。モトクロスにも復帰して、とても楽しんでいるよ!」
「でもコース上での状況は依然として簡単ではないとも分かっているから、集中して作業を続けていかなくてはいけない。再びホンダRC213Vに乗ることを楽しみにしているし、満員のグランドスタンドも素晴らしいだろう」
またチームメイトのポル・エスパルガロはホンダ初年度の後半戦に向け、市販バイクのCBR1000RR-Rを使用して何日もトレーニングを実施。休み中もハードに作業を進めたことで、準備は整っていると語った。
「長い間トラックから離れていたから、またホンダのバイクに乗れるのが楽しみだ。僕らは夏の間もハードにトレーニングを重ねてきた。肉体的にも後半戦に向けた準備は万全だ」
エスパルガロはそう語っている。
「レッドブルリンクは多くのハードブレーキングゾーンと加速エリアのある、ユニークなサーキットで、僕らには合っていると思う。オーストリアでは初めてグランドスタンドに満員のファンを見ることになるからワクワクしている。より多くのサーキットでこうしてファンのことを目にできるようになることを願っている」
「今シーズンのスタートは、楽なものではなかった。だけど集中力を保ち、自分たちが持っているポテンシャルを示して行きたいと思う」
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