MotoGPイギリスFP2:クアルタラロ、転倒で足引きずるも意地のトップタイム。中上貴晶15番手
MotoGP第12戦イギリスGPのフリー走行2回目が行われた。トップタイムをマークしたのはヤマハのファビオ・クアルタラロだった。
MotoGP第12戦イギリスGPの初日フリー走行2回目が行なわれ、ヤマハのファビオ・クアルタラロがトップタイムをマークした。
午前のフリー走行1回目では低温コンディションから各ライダーは慎重な走り出しとなったが、FP2でも気温17℃、路面温度24℃の曇りと涼しい気候のもとセッションはスタートした。
FP2ではセッション序盤から各ライダーが積極的に周回。FP3までの総合タイムで予選Q2直接進出かどうかが決まってくることと、2日目午前のFP3では再びタイムを出し辛いコンディションとなることを懸念しているとも考えられる。
セッション開始から10分頃、現在ポイントランキングをリードするクアルタラロが8コーナーで転倒。ハイサイドを起こした際に左足にマシンが衝突しており、クラッシュ後は直ぐに起き上がれずにいた。彼はその後、足を引きずりながらではあったが、マーシャルに支えられ自力で歩いてコース外へと向かった。
そのクアルタラロは一度ピットに戻った後、再びコースに復帰すると、何度も最速タイムを更新。最終的に1分59秒317を叩き出し、FP2をトップタイムで終えた。
2番手にはドゥカティのジャック・ミラー、3番手にはプラマックのホルヘ・マルティンとドゥカティ勢が続いた。
また、4番手にはポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)、さらに5番手にはチームメイトであるマルク・マルケスが続き、FP1からの好調を維持している様子だ。
序盤にはトップタイムも記録していた、アプリリアのアレイシ・エスパルガロは最終的に7番手で終えている。ただラストアタックでは弟のポルに走行を邪魔されてしまい、激しく憤る姿も見せた。
スズキ勢ではアレックス・リンスが9番手、ジョアン・ミルが13番手と中団の位置につけた。
ペトロナス・ヤマハSRTのバレンティーノ・ロッシは10番手タイムと初日はまずまずの出だしとなった。また、フランコ・モルビデリの代役としてMoto2クラスから最高峰クラスにデビューを果たしたジェイク・ディクソンは21番手であった。
LCRホンダの中上貴晶は15番手。チームメイトのアレックス・マルケスは転倒があったが、大きな怪我はなく20番手でセッションを終えた。
なお初日総合タイムの並びは、FP2のタイム順と同一となっており、クアルタラロが総合トップだ。
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