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レースレポート

MotoGPサンマリノ決勝:バニャイヤ、2戦連続ポール・トゥ・ウィン! バスティアニーニが殊勲の3位初表彰台

MotoGP第14戦サンマリノGPの決勝レースが行なわれた。優勝はドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤだった。

Francesco Bagnaia, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 イタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリでMotoGP第14戦サンマリノGPが開催され、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが優勝。前戦アラゴンGPから2連勝となった。

 決勝日はMoto2クラスまで天候が保たれたが、MotoGPクラスはスタート時刻の段階では暗い曇り空となり、降雨も心配された。しかしその懸念も杞憂に終わり、レースを通じてドライコンディションが維持された。

 サンマリノGPはバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)のホーム戦ということもあり、スタート前から2万5千人の観客は大盛り上がりとなった。

 予選では前戦アラゴンGPウイナーのフランチェスコ・バニャイヤが2戦連続でポールポジションを獲得。2番手にはチームメイトのジャック・ミラーが続き、3番手にポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が並んだ。

 全27周のレースが開始されると、PPのバニャイヤがホールショットを奪って先行。ミラー、クアルタラロ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)らがそこに続くが、バニャイヤは1周目だけで後続に1秒以上の差をつけるロケットスタートぶりだった。

 ドゥカティのバニャイヤとミラーのトップ2は序盤から逃げの態勢をとっており、3番手争いが激しく展開されている間に一気にギャップを拡大。4周目に3番手にクアルタラロが浮上した頃には既に2番手のミラーも1秒以上の差を開いていた。

 なお3番手を争っていたホルヘ・マルティン(プラマック)は4周目に転倒。何とかレースへは復帰したが、最終的に12周目にリタイアとなった。

 トップ3はそれぞれがレース中の最速ラップを刻むペースで周回しており、4番手以下との差は開くばかり。その4番手争いの集団では、6周目にマルケスを交わしてルーキーのエネア・バスティアニーニ(エスポンソラマ)が4番手に浮上した。

 8周目にはミラーの走行ラインがワイドになりコースを大きくはみ出すシーンがあったが、この時は同地点でクアルタラロも同じようにラインを外したため、差は縮まったもののオーバーテイクには至らなかった。

 しかしそのミラーとクアルタラロはレース折返しとなる頃にはギャップがほぼ消滅し、テール・トゥ・ノーズ状態。クアルタラロは14周目のターン6でイン側を突くと、あっさりとミラーをオーバーテイク。これでクアルタラロが2番手に上がった。

 追い抜きを許してしまったミラーは、クアルタラロを追撃することができずに3番手を走行。さらにペースが上がらない状況に加え、4番手を走るバスティアニーニがファステストラップを記録する速さを見せていたこともあり、2秒以上あったはずのギャップは急速に縮まり、残り10周となる頃には0.5秒後方にまで迫られる状態となった。

 バスティアニーニのペースは明らかに速く、残り9周のターン13でミラーをオーバーテイク。ルーキーライダーが表彰台圏内に入った。

 バニャイヤは先頭を逃げるも、レース後半になり徐々にクアルタラロが接近。残り5周でその差は1秒となった。

 バニャイヤはタイヤの状態が厳しいかペースが目に見えて落ちている一方で、クアルタラロは依然としてハイペースのまま。1周ごとにギャップが削られていき、残り3周でコンマ3秒差と射程圏内に入った。

 ラストラップ、クアルタラロはテール・トゥ・ノーズの状態でバニャイヤを追走。しかし結局追い抜くには至らず、バニャイヤが最終コーナーを先頭で立ち上がってトップチェッカー。アラゴンGPから2連勝を果たした。

 2位はクアルタラロ。これでランク2番手のバニャイヤとのポイント差は48に縮まったが、2位に入ったことでダメージを最小限に縮めた。3位はバスティアニーニ。2年落ちのドゥカティ・デスモセディチGPながらも、見事な走りで初表彰台を獲得した。

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 13番手スタートだった日本人ライダーの中上貴晶は、レースを通じて10番手周辺を走行。最終的に10位でのフィニッシュとなった。またホーム戦のロッシは、17位でレースを終えている。

 サンマリノGPでMotoGPへ復帰したフランコ・モルビデリ(ヤマハ)は18位。同じく復帰戦のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ペトロナス・ヤマハSRT)は完走者中で最下位の21位だった。

 

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順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ポイント
1 Italy フランチェスコ バニャイヤ 27 -       25
2 France ファビオ クアルタラロ 27 0.364 0.364 0.364   20
3 Italy エネア バスティアニーニ 27 4.789 4.789 4.425   16
4 Spain マルク マルケス 27 10.245 10.245 5.456   13
5 Australia ジャック ミラー 27 10.469 10.469 0.224   11
6 Spain ジョアン ミル 27 10.325 10.325     10
7 Spain ポル エスパルガロ 27 13.234 13.234 2.909   9
8 Spain アレイシ エスパルガロ 27 15.698 15.698 2.464   8
9 South Africa ブラッド ビンダー 27 16.129 16.129 0.431   7
10 Japan 中上 貴晶 27 18.519 18.519 2.390   6

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