MotoGPエミリアロマーニャFP2:ジャック・ミラー、濡れた路面で速さ際立つ。クアルタラロ苦戦16番手

MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目が行なわれた。トップタイムを記録したのはジャック・ミラーだった。

MotoGPエミリアロマーニャFP2:ジャック・ミラー、濡れた路面で速さ際立つ。クアルタラロ苦戦16番手

 MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目がミサノ・サーキットで行なわれた。トップタイムを記録したのはドゥカティのジャック・ミラーだった。

 グランプリ初日は雨に見舞われたミサノ・サーキット。FP2の時間になると、上空には晴れ間も覗いてきたものの、路面が乾ききることはなくセッションはFP1に続きウエットコンディションで開始された。なお気温は17度、路面温度も17度と、FP1からあまり変化していない。

 FP2序盤の走行では、FP1のフルウエットで速さを見せていた、ドゥカティ勢やマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がタイムシート上位に並び、セッションを牽引した。

 FP1では18番手に終わっていたファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)も、セッション前半はトップ10以内のポジションをキープしていた。

 序盤からFP1を上回る速さを見せたミラーは徐々にタイムを縮めていくと、1分41秒305をマーク。2番手以下に1秒以上の差をつけてセッション折返しをトップで迎えた。

 このセッションは転倒者が出ることもなく、平和に各ライダーが走行を重ねていく形で進んでいたが、残り14分というところでポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)がターン13で転倒してしまった。ポル・エスパルガロはアタックに入っており、大きなタイムアップとなりそうだったが、ここで自己ベストを更新することはできなかった。

 なお彼に怪我はなく、終盤に備えて急いでピットへ戻ることになった。

 マシンが挙げる水しぶきの量は終盤にかけて確実に少なくなり、走行ラインの一部は乾きはじめていた。しかしスリックタイヤを使用できるほどの状況にはならず、各ライダーはレインタイヤでのアタックを行なった。

 終盤のアタックで特にタイムを上げてきたのは、ヨハン・ザルコ(プラマック)とアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)の2人だ。FP1でトップタイムだったザルコは、その自己ベストを更新する1分42秒232で2番手に、アレイシ・エスパルガロは1分42秒291で3番手に食い込んだ。

 なお、トップタイムはセッション前半に唯一となる1分41秒台をマークしたミラーだった。

 クアルタラロはエミリア・ロマーニャGPでタイトル獲得の可能性があるが、終盤のアタックでタイムを縮められず、FP1同様に埋もれる形となってしまい、16番手でセッションを終えている。

 そのクアルタラロをランキング2番手で追うフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は、8番手だった。

 LCRホンダの中上貴晶は、FP1から苦戦が続いており、23番手タイムとなった。

 なおFP1~FP2の総合タイム順は、FP2のタイム順と同一の並びとなっている。

 

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順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Australia ジャック ミラー 16 1'41.305     150.247
2 France ヨハン ザルコ 19 1'42.232 0.927 0.927 148.884
3 Spain アレイシ エスパルガロ 17 1'42.291 0.986 0.059 148.799
4 Spain イケル レクオーナ 22 1'42.576 1.271 0.285 148.385
5 Portugal ミゲル オリベイラ 21 1'42.591 1.286 0.015 148.363
6 Italy ルカ マリーニ 16 1'42.601 1.296 0.010 148.349
7 Italy Lorenzo Savadori 18 1'42.615 1.310 0.014 148.329
8 Italy フランチェスコ バニャイヤ 21 1'42.669 1.364 0.054 148.251
9 Italy ダニーロ ペトルッチ 18 1'42.775 1.470 0.106 148.098
10 Spain ホルヘ マルティン 21 1'42.809 1.504 0.034 148.049

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