転倒で予選最後尾……中上貴晶「小さなミスだったが、その代償は大きかった」
MotoGP第17戦アルガルヴェGPの予選で転倒し、最後尾となったLCRホンダの中上貴晶。彼は小さなミスが痛手になってしまったと振り返った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第17戦アルガルヴェGPの予選が行なわれた。LCRホンダの中上貴晶は、予選Q1での転倒が響き最下位となってしまったことを悔やんでいる。
中上はアルガルヴェGP初日から調子は悪くなく、初日は9番手タイムを記録していた。ただ予選の組分けを決する、FP3での総合トップ10をめぐる争いでは、0.005秒のごく僅かな差で11番手タイムとなってしまい、Q1から予選を戦うことになった。
予選ではQ2への進出を狙った中上だったが、彼はQ1後半のアタックに向かった際に転倒を喫してしまい、その後は復帰できずに終了。決勝レースは最後尾からスタートすることになった。
中上は小さなミスによって大きな代償を払うことになったが、決勝に向けては、最後尾からライバルをオーバーテイクしていきたいと話した。
■LCR Honda IDEMITSU 中上貴晶
「残念ながら、今日の午後は本当に大変でした。Q1で転倒してしまい、ラップタイムを更新するチャンスを失ってしまいました。小さなミスでしたが、その代償は大きかったです」
「明らかに期待していた結果ではありませんが、最後尾からベストを尽くし、ライダーたちをオーバーテイクしていきたいと思います」
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