登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本
レースレポート

MotoGPバレンシア決勝:“ラストダンス”のロッシは10位で有終の美! 優勝は今季4勝目のバニャイヤ

MotoGP第18戦バレンシアGPの決勝が行なわれた。優勝はドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤで、ロッシは10位で26年に及ぶ現役生活に幕を閉じた。

Francesco Bagnaia, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 2021年MotoGPはリカルド・トルモ・サーキットで最終戦を迎えた。シーズンラストを優勝で飾ったのはドィカティのフランチェスコ・バニャイヤで今季4勝目を記録。ドゥカティ勢が予選に続き表彰台を独占した。

 MotoGP第18戦バレンシアGPの決勝レースは、気温20度、路面温度23度のドライコンディションで、全27周の決勝レース開始を迎えた。

 フロントロウはドゥカティ勢3選手が独占。ポールポジションにはホルヘ・マルティン(プラマック)が、2番手と3番手にはドゥカティファクトリーチームのフランチェスコ・バニャイヤと、ジャック・ミラーが並んだ。

 ホールショットを決めたのは、ロケットスタートを切ったマルティン。その後ろにはミラー、ジョアン・ミル(スズキ)らが続いた。

 オープニングラップをトップで帰ってきたのはマルティン。しかしその直後、ミラーにターン2で刺されトップを譲るが、即座に首位を奪い返した。その後は、マルティンの後ろをミラー、ミル、バニャイヤ、リンスらが続き、たびたびポジションを入れ替えが行なわれた。

 ミラーは週末を通じて速さを見せていたが、序盤はポジションを徐々に後退。5周目には8番手でスタートしたファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)にも抜かされ、6番手にまでポジションを落とした。

 その5周目には11番手を走行中の中上貴晶(LCRホンダ)がターン6で転倒。最終戦はここでリタイアとなった。

 トップ集団はマルティンを先頭に、バニャイヤ、リンス、ミルと4名で形成。少し離れた位置にクアルタラロ、ミラーと続いた。

 動きがあったのは11周目。3番手を走行中のリンスがターン6で転倒。表彰台圏内を走行中だったが、結果に結びつけることができなかった。

 そしてレースも半分を過ぎた15周目には、ついにバニャイヤが首位を牽引してきたマルティンをオーバーテイク。翌周には4番手を走行していたミラーが3番手を走行のミルをパスし、これでドゥカティ勢が表彰台圏内に3人並んだ。

 ラスト5周ではバニャイヤがレースをリードする中で、3番手を走行するミラーが2番手のマルティンに接近。ラスト3周になる頃にはテール・トゥ・ノーズ状態となるも、最後まで抜かしきることが出来ず、順位に入れ替えはおこらなかった。

 先頭を走行していたバニャイヤはそのままポジションを譲ることなくチェッカーを受け、今シーズン4勝目を記録した。

 2位にはポールポジションスタートのマルティン。3位にはミラーが入り、これでドゥカティ勢が予選に続き、トップ3を独占した。なおドゥカティの表彰台独占は初めてのことだ。

 またドゥカティは、今回のレース結果をもって、チームタイトル獲得を決定。前戦に獲得したコンストラクターズタイトルと合わせ2冠を達成した。

 4位は一時表彰台圏内も走行したミル。5位にはクアルタラロ、6位はヨハン・ザルコ(プラマック)となった。

 また、今シーズンをもって26年にも及ぶ輝かしいキャリアに幕を閉じることとなったバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)は、決勝レースを4列目10番グリットからスタートすると、レース序盤に9番手にポジションをあげた。レース中にはポジションの入れ替えもあったが、最終的には10位フィニッシュで現役生活最後のレースを完走した。また、チャンピオンシップでは44ポイントを獲得し、ランキング18位でシーズンを終えている。

 また、2021年チャンピオンシップは既にチャンピオンに輝いているクアルタラロに続き、2位にはバニャイヤ、3位はミルとなった。ルーキー・オブ・ザ・イヤーにはマルティンが輝いている。

 
Read Also:

 

順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ポイント
1 Italy フランチェスコ バニャイヤ 27 41'15.481     157.2 25
2 Spain ホルヘ マルティン 27 41'15.970 0.489 0.489 157.2 20
3 Australia ジャック ミラー 27 41'16.304 0.823 0.334 157.2 16
4 Spain ジョアン ミル 27 41'20.695 5.214 4.391 156.9 13
5 France ファビオ クアルタラロ 27 41'20.920 5.439 0.225 156.9 11
6 France ヨハン ザルコ 27 41'22.474 6.993 1.554 156.8 10
7 South Africa ブラッド ビンダー 27 41'23.918 8.437 1.444 156.7 9
8 Italy エネア バスティアニーニ 27 41'26.414 10.933 2.496 156.5 8
9 Spain アレイシ エスパルガロ 27 41'28.132 12.651 1.718 156.4 7
10 Italy バレンティーノ ロッシ 27 41'28.949 13.468 0.817 156.4 6

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 【速報】MotoGP第18戦バレンシアGP決勝:バニャイヤ、引退の師匠に捧げる優勝。ロッシは10位でキャリア終える
次の記事 バニャイヤ「勝つことが考えうる最高の祝い方だった」師匠ロッシの引退レースに優勝で華添える

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本