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中上貴晶、初のマシン”乗り換え”レースは7位。「僕だけではなく、ホンダのバイクがウエットに苦戦している」

MotoGP第5戦フランスGPで、初のフラッグ・トゥ・フラッグを経験した中上貴晶。7位シングルフィニッシュを確保したものの、彼はウエットコンディションでのマシンのパフォーマンスを改善する必要があると語っている。

Takaaki Nakagami, Team LCR Honda

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 2021年のMotoGP第5戦フランスGP決勝は、天候の急変によって2017年以来4年ぶりのフラッグ・トゥ・フラッグによるレースとなった。LCRホンダの中上貴晶は7位入賞となったが、雨のレースに課題を感じているようだ。

 中上は予選7番手から決勝レースを開始。フラッグ・トゥ・フラッグでの乗り換えが実施されるまでは4番手集団で走行していた。

 マシンを乗り換えた後、彼は3番手に浮上したものの、ウエットから徐々に乾いていく状況に苦戦しペースダウン。ヨハン・ザルコ(プラマック)に追い抜きを許して表彰台圏内から脱落すると、最終的に7位となった。

 レース後中上は、初めてのフラッグ・トゥ・フラッグによる戦いは「非常に興味深い経験だった」と語る一方で、ホンダのマシンがウエットコンディションで苦戦してしまっていたと指摘した。

「今日はドライコンディションでのレースだと思っていて、フラッグ・トゥ・フラッグのレースになることは予想していなかったので、興味深い経験でしたね」と、中上は語る。

「バイクを乗り換えた後のウエットコンディションでの走りは、ペースを見出すのがかなり難しかったです」

「僕だけではなく、ホンダのバイクはウエットコンディションでリヤグリップの点で少し苦戦しています。フリー走行や朝のウォームアップでウエットコンディションへの調整をしましたが、残念ながら違いは感じられませんでした」

「バイクに乗っているのが精々で、グリップが全くなくて氷の上を走っているようでした」

「路面が乾いていくとザルコや他のライダーについていくことができず、彼らよりもさらに苦戦してしまいました。これにはがっかりしていますが、全力を尽くしました」

 前戦スペインGPでは僅かな差で表彰台を逃した中上。今回も表彰台圏内を走行したが、苦戦しているウエットコンディションでのレースとなったことで、厳しいレースになると認識していたようだ。

「乗り換えた後、マルク(マルケス/レプソル・ホンダ)の転倒によって3番手に上がりましたが、あと17〜18周が残っていたので、『これはキツイ戦いになるぞ』と思っていました」

「ウエットコンディションでは良いペースが無かったので、表彰台が難しいとは分かっていました」

「全力を尽くしましたし、最終的な7位という結果には少しがっかりしていますが、これもレースです。転倒するようなミスは犯しませんでしたし、満足しています」

「今週末はいい経験を得ることができました。次のムジェロ戦を楽しみにしています」

 

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