MotoGPイタリアFP1:ビニャーレス、“父”になって初のトップタイム。母国戦のロッシは17番手と苦戦
MotoGP第6戦イタリアGPのフリー走行1回目が行なわれた。トップタイムを記録したのは、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスだ。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ムジェロ・サーキットでMotoGP第6戦イタリアGPのフリー走行1回目が行なわれた。トップタイムをマークしたのはヤマハのマーベリック・ビニャーレスだった。
天候に翻弄された前戦フランスGPから2週間。ドゥカティの母国戦となるイタリアGP初日は前戦とは正反対の雲ひとつ無い快晴で、気温20℃、路面温度26℃というコンディションで走行が開始された。
フリー走行1回目はビニャーレスが序盤からタイムを縮めていくと、セッション終盤までトップを維持していた。ただ残り時間が数分となって各ライダーのアタックが始まると、トップタイムはアレックス・リンス(スズキ)との激しい叩き合いになった。
そして最終的にはラストアタックで1分46秒593をマークしたビニャーレスがFP1のトップタイムに。ビニャーレスは先日子供が生まれたばかりであり、父親となって初めてのトップタイムをマークしたセッションとなった。
2番手には最後のアタックで一気にタイムを更新したヨハン・ザルコ(プラマック/+0.209秒)が割って入り、3番手にリンス(+0.359秒)という並びだ。また4番手にはジョアン・ミル(スズキ)が続いている。
ポイントランク首位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は序盤から中盤にかけてタイムシート上位に並んでいたが、最終的にはビニャーレスから0.973秒差の8番手に留まった。
また2連勝を収めてチームの母国戦に挑んでいるジャック・ミラー(ドゥカティ)は1.123秒差の9番手タイムだ。
LCRホンダの中上貴晶はセッション序盤に一時3番手タイムを記録。後半の走行ではタイムは伸びず、1.198秒差の11番手でFP1を終えた。またレプソル・ホンダのマルク・マルケスは16番手(+1.648秒)となっている。
ペトロナス・ヤマハSRTのバレンティーノ・ロッシも今回が母国GPとなっているが、FP1では1.709秒差の17番手と苦戦している状況だ。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マーベリック ビニャーレス | 20 | 1'46.593 | 177.141 | ||
2 | ヨハン ザルコ | 18 | 1'46.802 | 0.209 | 0.209 | 176.794 |
3 | アレックス リンス | 19 | 1'46.952 | 0.359 | 0.150 | 176.546 |
4 | ジョアン ミル | 19 | 1'47.176 | 0.583 | 0.224 | 176.177 |
5 | フランコ モルビデリ | 18 | 1'47.184 | 0.591 | 0.008 | 176.164 |
6 | フランチェスコ バニャイヤ | 18 | 1'47.186 | 0.593 | 0.002 | 176.161 |
7 | ミケーレ ピッロ | 16 | 1'47.555 | 0.962 | 0.369 | 175.556 |
8 | ファビオ クアルタラロ | 18 | 1'47.566 | 0.973 | 0.011 | 175.538 |
9 | ジャック ミラー | 20 | 1'47.716 | 1.123 | 0.150 | 175.294 |
10 | ミゲル オリベイラ | 17 | 1'47.748 | 1.155 | 0.032 | 175.242 |
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