MotoGPイタリアFP3:バニャイヤがレコード更新のトップタイム記録。中上貴晶はQ1スタートが決定
MotoGP第6戦イタリアGPのフリー走行3回目が行なわれた。トップタイムをマークしたのは、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤだ。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ムジェロ・サーキットで行なわれているMotoGP第6戦イタリアGP。2日目のフリー走行3回目は、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤがトップタイムをマークした。
この日もサーキット周辺は快晴。気温20℃、路面温度29℃のコンディションで走行が開始された。
セッション序盤はヨハン・ザルコ(プラマック)が1分46秒201と初日トップタイムに肉薄するラップタイムをマークしてリードした。
FP3までの総合トップ10が予選Q2へ直接進出となるため、残り15分を切ると各ライダーはアタックを徐々に開始。中でもファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が1分45秒701をマークし大きくタイムを更新していった。
セッションの最後までアタックは続いたが、最終的にトップタイムをマークしたのは、このコースのレコードを更新する1分45秒456をマークしたバニャイヤとなった。2番手(+0.157秒)にはクアルタラロ、3番手にはブラッド・ビンダー(KTM/+0.196秒)が続いている。
ドゥカティはムジェロ4連覇がかかっているが、ジャック・ミラーが4番手(+0.245秒)、ザルコが5番手(+0.269秒)と上位に3台が名を連ねた。
またスズキのアレックス・リンスとジョアン・ミルがそれぞれ6番手タイムと8番手タイム(+0.298秒/+0.369秒)をマークして、予選Q2への直接進出を決めた。
ホンダ勢では9番手に入ったポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ/+0.402秒)が最上位。中上貴晶(LCRホンダ)は終盤のアタックで自己ベストを更新する走りを見せており、ポジションアップが予想されていたが、トラックリミット違反によってそのラップは取り消しに。最終的に中上は15番手(+0.855秒)で予選はQ1からのスタートとなった。
今回が母国戦のバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)だが、彼は初日に引き続き苦戦。0.902秒差の18番手タイムでFP3を終えた。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | フランチェスコ バニャイヤ | 19 | 1'45.456 | 179.050 | ||
2 | ファビオ クアルタラロ | 20 | 1'45.613 | 0.157 | 0.157 | 178.784 |
3 | ブラッド ビンダー | 18 | 1'45.652 | 0.196 | 0.039 | 178.718 |
4 | ジャック ミラー | 17 | 1'45.701 | 0.245 | 0.049 | 178.635 |
5 | ヨハン ザルコ | 17 | 1'45.725 | 0.269 | 0.024 | 178.595 |
6 | アレックス リンス | 20 | 1'45.754 | 0.298 | 0.029 | 178.546 |
7 | ミゲル オリベイラ | 19 | 1'45.791 | 0.335 | 0.037 | 178.483 |
8 | ジョアン ミル | 21 | 1'45.825 | 0.369 | 0.034 | 178.426 |
9 | ポル エスパルガロ | 19 | 1'45.858 | 0.402 | 0.033 | 178.371 |
10 | フランコ モルビデリ | 18 | 1'45.865 | 0.409 | 0.007 | 178.359 |
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