中上貴晶「セクター1を改善すればトップ3のチャンス」マルケス使用の新型カウルは投入見送り
MotoGP第8戦ドイツGPの初日を、LCRホンダの中上貴晶は総合6番手タイムで終了。好調な様子を見せているが、彼は「セクター 1を改善できればトップ3を狙える」と語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ザクセンリンクで行なわれているMotoGP第8戦ドイツGP。前戦カタルニアGP後の公式テストを経て挑む最初のレースだが、今回ホンダ勢は初日に好調な走りを見せた。
FP1ではレプソル・ホンダのマルク・マルケスがトップタイムを記録し、FP2ではチームメイトのポル・エスパルガロが5番手をマーク。LCRホンダの中上貴晶もFP2で6番手タイムと予選Q2へ直接進出が可能な位置につけた。
中上は初日走行を振り返り、マシンのフィーリングは良いとコメント。更に苦戦したセクター1を2日目の走行で改善することができれば、トップ3も狙えると語った。
「今日はとてもいいスタートを切ることができました。FP1は3番手。そしてFP2ではトップ6に入ることができました」
「マシンのフィーリングは良いですし、すでに良いペースがあります。セクター1は思うようにタイムが出せていないので改善しなければなりませんが、全体的には良い一日になりました」
「明日はセクター1の改善に集中します。そこが改善できたらトップ3に入れるチャンスがあると思います。これが明日の目標です。明日の予選セッションが楽しみです」
なおホンダはドイツGPでヤマハ風のウイングを備えた新型カウルを投入。マルケスとエスパルガロが新型を使用していた一方で、中上は従来型を使用した。
これに関して中上はカタルニアテストでの結果、大きな違いが感じられなかったからだと説明している。
「ええ、もちろんモンメロ(カタルニア)で新型ウイングはテストしました。ですが正直に言って、僕は大きな違いは感じられませんでした」
新型カウルに関して中上はそう答えた。
「いくつかの部分では従来型が好ましかったです。なので今週に関しては新型を使用せず、従来型を継続して使用しています。あまり大きなアドバンテージは感じられなかったんです」
「当然ですがオーストリアなどではまた試そうと思っています。ただ今週は新型を使用することはないでしょう」
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