MotoGPドイツFP2:前戦ウイナーのオリベイラが首位。中上貴晶6番手、マルケスは12番手に留まる
MotoGP第8戦ドイツGPのフリー走行2回目が行なわれた。トップタイムを記録したのはKTMのミゲル・オリベイラだった。
Miguel Oliveira, Red Bull KTM Factory Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
2021年のMotoGP第8戦ドイツGPのフリー走行2回目が行なわれた。トップタイムを記録したのはKTMのミゲル・オリベイラだった。
ザクセンリンクは快晴に恵まれ、気温32℃、路面温度は52℃と暑いコンディションでFP2が開始された。
FP1ではこれまで怪我に苦しんでいたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がトップタイムをマークし、得意とするザクセンリンクで復調の兆しを見せた。それはFP2でも変わらず、マルケスは序盤から積極的な走りでタイムシート上位に並んだ。
その後の終盤のアタック合戦を経て、最終的にFP2トップタイムをマークしたのはオリベイラ。前戦カタルニアGPで今季初優勝を挙げたばかりだが、ドイツGPでも初日から好調なパフォーマンスを見せた。
2番手、3番手(+0.220秒/+0.333秒)にはヤマハのファビオ・クアルタラロとマーベリック・ビニャーレスが続いた。
また右腕骨折でカタルニアGPを欠場し、今回のドイツGPで復帰したスズキのアレックス・リンスが4番手(+0.387秒)と上位に食い込むタイムをマークしている。チームメイトのジョアン・ミルは16番手タイム(+0.763秒)だ。
ホンダ勢は5番手のポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ/+0.418秒)が最上位。6番手には中上貴晶(LCRホンダ/+0.441秒)が続いた。
FP1からFP2中盤にかけて好調な走りを見せていたマルケスは、終盤のアタックではタイムを更新することができず、最終的に12番手タイム(+0.601秒)に留まった。
このザクセンリンクを伝統的に苦手としているドゥカティは、ヨハン・ザルコ(プラマック)が記録した8番手タイム(+0.491秒)が最上位となった。
ペトロナス・ヤマハSRTのバレンティーノ・ロッシは、FP1に引き続き苦しいセッションとなり、21番手タイム(+1.278秒)で終えている。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ミゲル オリベイラ | 23 | 1'20.690 | 162.622 | ||
2 | ファビオ クアルタラロ | 22 | 1'20.910 | 0.220 | 0.220 | 162.180 |
3 | マーベリック ビニャーレス | 22 | 1'21.023 | 0.333 | 0.113 | 161.954 |
4 | アレックス リンス | 23 | 1'21.077 | 0.387 | 0.054 | 161.846 |
5 | ポル エスパルガロ | 20 | 1'21.108 | 0.418 | 0.031 | 161.784 |
6 | 中上 貴晶 | 24 | 1'21.131 | 0.441 | 0.023 | 161.738 |
7 | アレイシ エスパルガロ | 20 | 1'21.143 | 0.453 | 0.012 | 161.714 |
8 | ヨハン ザルコ | 20 | 1'21.181 | 0.491 | 0.038 | 161.638 |
9 | ジャック ミラー | 22 | 1'21.192 | 0.502 | 0.011 | 161.616 |
10 | フランコ モルビデリ | 18 | 1'21.228 | 0.538 | 0.036 | 161.545 |
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