MotoGPドイツ決勝:マルク・マルケス、涙の復活優勝……ザクセンリンクの”王”が帰還果たす

MotoGP第8戦ドイツGPの決勝レースが行なわれた。優勝はレプソル・ホンダのマルク・マルケスだった。

MotoGPドイツ決勝:マルク・マルケス、涙の復活優勝……ザクセンリンクの”王”が帰還果たす

 MotoGP第8戦ドイツGPの決勝レースで、レプソル・ホンダのマルク・マルケスが優勝を果たした。

 曇り空のもと、気温28℃、路面温度37℃のコンディションで全30周の決勝レースがスタートすると、アプリリアのアレイシ・エスパルガロが鋭い加速を見せてホールショットを奪った。

 しかし1周目最終コーナーで、マルク・マルケスがエスパルガロを追い抜いて先頭に浮上。彼は反撃するエスパルガロもなんとかいなして、先頭を維持した。

 先頭集団はマルケスを先頭にエスパルガロ、ヨハン・ザルコ(プラマック)、ジャック・ミラー(ドゥカティ)、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、ミゲル・オリベイラ(KTM)といった並びで、ひとまずの落ち着きを見せた。

 10周目にはレイン用のマシンへの乗り換えを許可する白旗も示された。ターン1、最終コーナーなどでは降雨を示すレッドクロス旗が掲示されている状況だ。

 マルケスは若干の降雨がある難しいコンディションの中、徐々に2番手以下に対してギャップを拡大。一方2番手争いではミラーが追い上げを見せ、エスパルガロを交わして2番手に浮上してきた。

 2番手争いは接戦が続いていたが、12周目にはオリベイラがミラーをパス。以降はそのままオリベイラが突き放す形になった。

 雨はなんとか小康状態に留まり、レースはバイクの乗り換えに至ることなく続行。先頭を行くマルケスはオリベイラの追撃に対しても2秒のギャップを維持し続けて、レースは折返しを迎えた。

 マルケスはターン1をワイドに膨らむミスによって、オリベイラに差を詰められるシーンなどはありつつも、先頭を維持。先頭争いでは大きな動きのないまま残り10周を切った。

 なお表彰台争いではクアルタラロが残り11周の段階で、ミラーをオーバーテイク。3番手に浮上した。

 終盤になりオリベイラはプッシュを開始。徐々にマルケスとのギャップを削り始めた。結果、一時は2秒あった差が、残り5周で1秒にまで縮まった。

 右コーナーでは差を詰められるマルケスだが、1周を通じたギャップではオリベイラにそれ以上の追い上げを許さず、先頭のまま最終ラップに突入。彼はそのまま先頭でチェッカーを受け、2019年の最終戦バレンシアGP以来、581日ぶりの優勝を果たした。これでザクセンリンクでの連続優勝記録を11に伸ばしている。

 2位はオリベイラ、3位はクアルタラロだ。なおチャンピオンシップ争いではランク2番手のザルコが8位に留まったことで、クアルタラロがリードを21ポイントまで広げることに成功した。

 LCRホンダの中上貴晶は9番グリッドからのスタートだったが、オープニングラップにポジションを落とし10番手周辺でのレースとなった。その後はなかなかポジションを上げることができず、13位でレースを終えた。

 

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順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ポイント
1 Spain マルク マルケス 30 41'07.243     160.6 25
2 Portugal ミゲル オリベイラ 30 41'08.853 1.610 1.610 160.5 20
3 France ファビオ クアルタラロ 30 41'14.015 6.772 5.162 160.2 16
4 South Africa ブラッド ビンダー 30 41'15.165 7.922 1.150 160.1 13
5 Italy フランチェスコ バニャイヤ 30 41'15.834 8.591 0.669 160.1 11
6 Australia ジャック ミラー 30 41'16.329 9.086 0.495 160.1 10
7 Spain アレイシ エスパルガロ 30 41'16.614 9.371 0.285 160.0 9
8 France ヨハン ザルコ 30 41'18.682 11.439 2.068 159.9 8
9 Spain ジョアン ミル 30 41'18.868 11.625 0.186 159.9 7
10 Spain ポル エスパルガロ 30 41'22.012 14.769 3.144 159.7 6

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