MotoGPオランダFP3:好調ビニャーレス、トップ譲らず予選へ。天候回復で中上貴晶もQ2進出決める
MotoGP第9戦オランダGPのフリー走行3回目が行なわれた。トップタイムを記録したのはヤマハのマーベリック・ビニャーレスだ。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
TTサーキット・アッセンでMotoGP第9戦オランダGPのフリー走行3回目が行なわれた。トップタイムをマークしたのは、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスだ。
前日のFP2が雨となり、2日目にかけても雨が残る可能性が心配されていたが、天候は回復。FP3はドライコンディションで行なわれた。気温は22℃、路面温度25℃だ。
セッションは初日から好調な走りを見せているビニャーレスがリード。断続的にタイムを縮め、中盤には初日の自己ベストタイムを超える1分32秒686をマークした。
残り15分を切った頃から予選組分けを睨んだアタックが徐々に始まり、タイムは次々と更新。ここでもビニャーレスは速さを見せ、1分32秒336までタイムを縮めた。
その後もアタックが続いたが、トップタイムを更新してくるライダーは現れないままチェッカーが振られ、FP3は終了。アタックが始まってすぐに好タイムを記録したビニャーレスがセッショントップとなった。
2番手(+0.197秒)はチームメイトのファビオ・クアルタラロ、3番手(+0.305秒)にはレプソル・ホンダのポル・エスパルガロが続いた。なお4番手には彼の兄であるアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が並んでいる。
予選Q2への直接進出となるFP1からFP3の総合トップ10は、ビニャーレス、クアルタラロ、ポル・エスパルガロ、アレイシ・エスパルガロ、スズキのジョアン・ミルとアレックス・リンス、中上貴晶(LCRホンダ)、ミゲル・オリベイラ(KTM)、バレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)、ジャック・ミラー(ドゥカティ)となった。
初日に総合トップ10入りを逃していた中上は走りに自信はあると語っていたが、実際にFP3で度々トップ10に入るタイムをマーク。トラックリミット違反によるタイム取り消しでポジションを下げるシーンもあったが、最終的にきっちりとトップ10入りのタイムをマークした。
前戦ドイツGPで優勝を果たしたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は最終的に15番手タイムで予選はQ1からのスタートとなった。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マーベリック ビニャーレス | 23 | 1'32.336 | 177.083 | ||
2 | ファビオ クアルタラロ | 21 | 1'32.533 | 0.197 | 0.197 | 176.706 |
3 | ポル エスパルガロ | 21 | 1'32.641 | 0.305 | 0.108 | 176.500 |
4 | アレイシ エスパルガロ | 19 | 1'32.747 | 0.411 | 0.106 | 176.298 |
5 | ジョアン ミル | 21 | 1'32.748 | 0.412 | 0.001 | 176.297 |
6 | アレックス リンス | 23 | 1'32.845 | 0.509 | 0.097 | 176.112 |
7 | 中上 貴晶 | 20 | 1'32.853 | 0.517 | 0.008 | 176.097 |
8 | ミゲル オリベイラ | 20 | 1'32.871 | 0.535 | 0.018 | 176.063 |
9 | バレンティーノ ロッシ | 19 | 1'32.894 | 0.558 | 0.023 | 176.019 |
10 | ジャック ミラー | 20 | 1'32.907 | 0.571 | 0.013 | 175.995 |
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