ヤマハ、テスト好調のインドネシアで勢い取り戻せるか? 「良いスタート地点に立っていると思う」とクアルタラロ
MotoGP開幕戦では苦戦したヤマハ勢。第2戦インドネシアGPはテストで経験のあるコースだが、ライバルの先行を許さずに、勢いを取り戻すことができるかが注目されそうだ。
3月初旬に開幕を迎えた2022年のMotoGPは、中東から東南アジアのインドネシアへと移動。新設のマンダリカ・インターナショナル・サーキットで25年ぶりのインドネシアGP開催を迎える。
ヤマハは開幕戦カタールGPで、前年王者のファビオ・クアルタラロが9位、フランコ・モルビデリが11位と振るわない結果となり、良いシーズンのスタートとはいかなかった。
マンダリカ・インターナショナル・サーキットは、2月にプレシーズンテストが実施されているコース。その際にヤマハはクアルタラロが2番手、モルビデリが4番手タイムと、良好なポジションでテストを終えていた。
タイトル防衛のかかるシーズンに向けた勢いをつけるためにも、好結果を残したいクアルタラロだが、テストでの経験を生かし、カタールGPでの結果を引きずることなく集中していきたいと語った。
「フィーリングは良いし、マンダリカで再びライディングを始める準備はできている。僕らは冬季テスト中に、いい仕事をした」
クアルタラロはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「僕らは多くの作業を行ない、たくさんの周回をこなした。だからそれを上手く使っていければと思う。カタールGPで起きたことは引きずりたくないと思っている。それに僕らは今週末に向けて、良いスタート地点に立っていると思う」
「良い結果を手にするために、100%集中して行く。テストでは良いペースがあった。ただライバル達も速さを見せていた。だから細かい所や、ほんの少しのタイムが重要なんだ」
またモルビデリも、公式テストでの経験を活かしてコースに合わせたマシンを作っていきたいと語った。
「マンダリカのコースへ戻ってくる。公式テストではこのコースでの経験を得ることができたから、それを活かしていく事ができるだろう」
「3日間の間に多くの進歩を遂げ、パッケージからポテンシャルを完全に引き出すためにどうすれば良いのかをよく理解することができた。それから以前経験したことからすると、3日間でコンディションは良くなっていくだろう」
「このコースは、特にセクター2がトリッキーなのが分かっている。だからコースに合わせた適切なバランスのバイクにできるように取り組んでいくよ」
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