MotoGP インドネシアGP

MotoGPインドネシアFP1|ポル・エスパルガロ、好調続きトップタイム。マルケスも3番手に続く

MotoGP第2戦インドネシアGPのフリー走行1回目が行なわれた。トップタイムを記録したのは、ポル・エスパルガロだった。

Pol Espargaro, Repsol Honda Team

 MotoGP2022年シーズンの第2戦インドネシアGPがマンダリカ・インターナショナル・サーキットでスタート。フリー走行1回目は、レプソル・ホンダのポル・エスパルガロがトップタイムを記録した。

 インドネシアでのMotoGP開催は実に25年ぶり。コースは新設されており、2月には同地でプレシーズンテストも行なわれている。

 FP1のコンディションは曇り空で、気温28℃、路面温度34℃。朝に雨が降っており、路面は一部が濡れている状況となっていた。ただMoto3やMoto2の走行を通じて路面は乾きだしており、多くのライダーはスリックタイヤでコースインした。なおホンダ勢は様子見といった形で、しばらくコースインは見合わせた。

 様子見を決め込んでいたホンダ勢だったが、15分ほどが経過するとレプソル・ホンダとLCRホンダの4名がコースへ向かった。

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスとポル・エスパルガロは、コースに出るとペースを上げていき、折返しを過ぎた頃には3番手と4番手タイムと上位に顔を出した。この頃には徐々にペースもあがってきたが、タイム的にはまだテスト最終日よりも3秒以上遅いモノだった。

 残り15分を切った段階では、ポル・エスパルガロが1分34秒476でトップタイム。マルケス、ヨハン・ザルコ(プラマック)が約0.5秒差でそこに続いていた。

 セッション終盤にはアタックも行なわれ、各ライダーがタイムを短縮。フランコ・モルビデリ(ヤマハ)が1分33秒台を記録してトップタイムを更新した。

 このままモルビデリがトップタイムかと思われたが、最後のアタックでは最速ペースを刻むライダーが多数で、中でもポル・エスパルガロが1分33秒499を記録。これがFP1のトップタイムとなった。2番手にはミゲル・オリベイラ(KTM)、3番手にはマルケスが続いている。

 なおマンダリカテストでのトップタイムは、ポル・エスパルガロが記録した1分31秒060。まだまだタイムの縮まる余地が残されていると言える。

 開幕戦ウイナーのエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)は8番手タイム。日本人ライダーの中上貴晶(LCRホンダ)は14番手タイムとなった。

 
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順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Spain ポル エスパルガロ 17 1'33.499     165.948
2 Portugal ミゲル オリベイラ 22 1'33.543 0.044 0.044 165.870
3 Spain マルク マルケス 16 1'33.578 0.079 0.035 165.808
4 Italy フランコ モルビデリ 19 1'33.881 0.382 0.303 165.273
5 France ヨハン ザルコ 20 1'34.242 0.743 0.361 164.639
6 Spain アレイシ エスパルガロ 15 1'34.252 0.753 0.010 164.622
7 South Africa ブラッド ビンダー 21 1'34.275 0.776 0.023 164.582
8 Italy エネア バスティアニーニ 17 1'34.327 0.828 0.052 164.491
9 Italy フランチェスコ バニャイヤ 21 1'34.357 0.858 0.030 164.439
10 Spain ジョアン ミル 18 1'34.479 0.980 0.122 164.226

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