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中上貴晶、ポルトガルGP転倒と16位に悔しさ「良いレースができると思っていた。残念です」

中上貴晶はMotoGP第5戦ポルトガルGPを16位でフィニッシュ。彼は転倒により良いレースにするチャンスを失ってしまったと残念がった。

Takaaki Nakagami, Team LCR Honda

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 アルガルヴェ・サーキットで開催されたMotoGP第5戦ポルトガルGP。LCRホンダの中上貴晶は決勝レースを16位フィニッシュと、ポイントを獲得することが出来なかった。

 中上は決勝レース序盤は好スタートでポジションを回復。ブラッド・ビンダー(KTM)やエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)らと10番手前後を争っていた。

 しかしレースが後半に差し掛かろうとした頃、中上は転倒を喫してしまう。なんとか再スタートを切ったものの、レースは16位フィニッシュ。ポイント獲得はならなかった。

 レース後、中上はこの転倒がビンダーのリヤタイヤとハンドルバーが接触してしまったことによるものだったと説明。良いレースにするチャンスを逃してしまったと悔しさをにじませた。

■LCR Honda IDEMITSU 中上貴晶 16位

「いいスタートを切ることができ、序盤はいいポジションにいました。ビンダーとポル(エスパルガロ)の後ろでいいペースがあり、マシンに自信もありました。でも13コーナーでビンダーのリヤタイヤにハンドルバーが当たってしまい、フロントから転倒してしまいました」

「そのあと再びレースに戻ることができ、できる限りプッシュしました。ペースはかなり安定していました。何度か1分39秒台を出すことができました。今日は良いレースができると思っていたので、チャンスを逃してしまい残念です。ヘレスは大好きなサーキットの一つなので、そこでまたがんばります。ヘレスではポテンシャルがあります」

 
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