中上貴晶「ヘレスは好きなコース。チームと密に仕事に取り組んでいく」｜MotoGP第6戦スペインGP

　MotoGP第6戦スペインGPが今週末行なわれる。LCRホンダの中上貴晶は、昨年も好結果を残しているヘレス・サーキットでのレースに向けて意気込みを語った。

　前戦ポルトガルGPからヨーロッパラウンドに入り、ある意味”第2のシーズンスタート”を迎えたMotoGP。スペインGPはそのポルトガルGPから連戦で行なわれる。

　中上はポルトガルGP決勝では転倒があり、再スタートしたあと16位でフィニッシュ。ポイントには手が届かなかった。そしてこれまでのところ、トップ10フィニッシュが1回と苦しいレースが続いている状況だ。

　しかし、ヘレスでのスペインGPは浮上のきっかけを掴むレースとなるかもしれない。ヘレスではこの2020～2021年に3レースが実施されているが、中上は好リザルトを残している。2020年と2021年はともに4位と、表彰台一歩手前の位置にまで迫るなど、相性の良いコースと言える。

　イベント前のプレビューで、中上自身もヘレスは好きなコースだと語り、好結果を残すことに向けた意気込みを見せた。

■LCR Honda IDEMITSU 中上貴晶

「ポルトガルのレースが終わってすぐに次のレースウィークがあるので非常にワクワクしています。ヘレスは大好きなサーキットのひとつで、良い思い出や、良い結果を残してきました」

「僕もチームも良いパフォーマンスと良いリザルトを残す準備はできています。チームと密に仕事に取り組みます。また月曜日のテストも楽しみです。新しいRC213Vを改善していくのに役立つと思います」