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スプリント11位中上貴晶「まずまずの走りだった。開幕戦よりもかなり良くなっている」

MotoGP第2戦アルゼンチンGPのスプリントレースで、中上貴晶は11位フィニッシュ。ポイントは逃すことになったが、まずまずの走りだったと振り返っている。

Takaaki Nakagami, Team LCR Honda

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第2戦アルゼンチンGPのスプリントレースが行なわれ、LCRホンダの中上貴晶は11位でレースを終えたが、今回はまずまずの走りだったと振り返っている。

 フリー走行の結果、中上は予選Q2へ直接進出していたが、グリッドは11番手。スプリントレースは中団からスタートすることになった。

 彼はオープニングラップこそ9番手に浮上したが、序盤の激しいポジション争いの中で少しずつ後退。3周目には13番手となっていた。

 ただそこから中上も少しずつ前を狙っていき、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)の転倒もあって11位までポジションを上げてフィニッシュすることができた。

 スプリント終了後、中上は次のようにコメント。激しいバトルの中でまずまずの走りだったと語った。

「スプリントレースは厳しい戦いになりましたが、いいスタートを切ることができました」

「そして1コーナーからアタックし、いくつかポジションを上げました。レースはポルティマオ(開幕戦)のように序盤から激しいバトルになりましたが、その中でまずまずの走りでした」

「今大会も、トラクションがあるところではパワーがありますが、そうではないところではロスしています。しかし、ブレーキングではいいポテンシャルがありました」

「今日は最終コーナーからの立ち上がりでうまくスピードを乗せられず、オーバーテイクのチャンスがありませんでした。今日の課題を改善するために、いま、すべてのエンジニアが仕事に取り組んでいます」

「明日の決勝レースは、最大限のパフォーマンスを発揮できるようにがんばります。ポルティマオより、かなりよくなっています。モチベーションも上がっているので、プッシュし続けます。そして明日はレースを楽しめるようにがんばります」

 
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