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レースレポート

小椋藍、日本人14年ぶり表彰台の3位! アプリリアがトップ3独占|MotoGPフランスGP決勝

MotoGP第5戦フランスGPで、小椋藍(トラックハウス)が3位表彰台を獲得した。優勝はアプリリアのホルヘ・マルティンだった。

Ai Ogura, Trackhouse Racing

Ai Ogura, Trackhouse Racing

写真:: Pierre-Louis Le Mouëllic

 MotoGP第5戦フランスGPの決勝が行なわれた。勝利したのはアプリリアのホルヘ・マルティンだった。また日本人ライダーの小椋藍(トラックハウス)が3位表彰台を獲得した。

 フランスGPの決勝日は予報通り雨に見舞われ、Moto3クラスはウエットレースとなった。しかし雨が降り止んでいたことで、その後は路面コンディションが急速に改善。Moto2クラス決勝時には最終的にドライコンディションへ変わっていった。

 MotoGPクラスもドライコンディションでのレースとなったが、各チームは天候の変化に備えて、ピットに乗り換え用セカンドバイクの用意も進められた。

 予選でポールポジションを獲得したのはドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤ。そして本来は2番手にチームメイトのマルク・マルケスが並んでいたが、スプリントレースの転倒で右足骨折の怪我を負って欠場が決まったため、グリッドは繰り上がり。2番手にマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)、3番手にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)が並ぶ形となった。

 全27周のレースはベッツェッキがロケットスタートを決めて先頭に浮上。バニャイヤはライバル達にスタートで飲み込まれて、ポジションを一気に5番手まで下げてしまった。

 先頭のベッツェッキの後ろには、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、ペドロ・アコスタ(KTM)が続いた。2周目にはアコスタがクアルタラロを抜き、0.5秒先のベッツェッキを追いかけた。

 一方で3番手争いではクアルタラロが粘っていたものの、徐々にバニャイヤにプレッシャーをかけられるようになった。そして5周目、クアルタラロはバニャイヤにオーバーテイクを許し、表彰台争いから脱落した。

 バニャイヤは3番手に上がったあとは、すぐにアコスタを捕まえて7周目にターン3でオーバーテイク。2番手までポジションを取り戻した。この時、先頭のベッツェッキとの差は約1秒だった。

 バニャイヤはこの差をなかなか詰めきれない状況が続いた。そしてレース16周目にターン3で痛恨の転倒を喫してしまい、表彰台のチャンスを失った。

 これで表彰台圏内の3番手に加わったのがマルティン。彼はレース中盤から大きくペースを上げていたこともあり、2番手となったアコスタの0.1秒後方にまで迫っていた。

 そして18周目、マルティンがアコスタをターン3でオーバーテイク。これでアプリリアが1-2体制となった。

 2番手マルティンと先頭のベッツェッキは約1.5秒差があったが、追い上げモードに入っていたマルティンはその差を1周ごとにぐんぐん削っていき、残り5周で0.4秒差まで接近した。

 トップを捉えたマルティンは、残り3周のターン3でオーバーテイクを成功させ、先頭に浮上した。

 マルティンはその後ベッツェッキを突き放し、残るラップを走りきってトップチェッカー。2024年インドネシアGP以来の、そしてアプリリア加入後初の勝利を収めた。2位はベッツェッキだ。

 そして3位には小椋藍が入った。小椋は8番グリッドからレースをスタートすると、序盤は6番手をマルティンと争った。

 中盤以降、小椋はオーバーテイクを重ねて表彰台圏内に接近し、残り7周でジャンアントニオ、残り4周でアコスタと続けてオーバーテイクし、3位でフィニッシュ。2年目にしてMotoGPクラス初表彰台を獲得した。

 なおMotoGPクラスでの日本人ライダーの表彰台は2012年バレンシアGPの中須賀克行(ヤマハ)以来、実に14年ぶりだった。

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レース

全スタッツ
 
順位 ライダー # バイク Laps タイム 前車との差 平均速度 リタイア原因 ポイント
1 Spain ホルヘ マルティン アプリリア・レーシングチーム 89 Aprilia 27

41'18.001

      25
2 Italy マルコ ベッツェッキ アプリリア・レーシングチーム 72 Aprilia 27

+0.477

41'18.478

0.477     20
3 Japan 小椋 藍 トラックハウス・レーシングチーム 79 Aprilia 27

+0.874

41'18.875

0.397     16
 
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